心と体の関係
昨日書いた
心はどのように働くか|鈴木良実|note
では
感情面は身体の反応もある
と最初に書きました。しかしながら、主な議論は「脳の働き」が中心になりました。
そこで今日は
身体の反応が心に影響する
場面を考えます。
まず意識で考えるだけで、色々な身体反応が起こります。例えば、条件反射の事例としてよく出る
梅干しを見たら唾液が出る
「梅干し」と言うだけで唾液が出る
です。
また、危ない場面に遭遇すると、色々な興奮物質が血液にでて、体が活性化します。これも、想像だけで、興奮した身体の反応が出てきます。
こうした身体の反応は、それだけで止まりません。今度は逆に、体から脳に、フィードバックがかかります。
悲しいから泣く
泣くから悲しくなる
このような関係です。
さて、ここからは私の仮説です。
仮説1:このような身体反応は意識しない思考でも起こる
仮説2:身体反応は無意識の思考にも影響する
上記二つの仮説です。
昨日も考えた事例で
人と出会ったとき
相手が攻撃する可能性
を
無意識に検討している
場合を考えます。
ここで、攻撃と防御について
恐怖心や怒りの感情
アドレナリンの分泌
という身体反応が
無意識の検討に対応して
微妙に発生する
して、これが
無意識の思考に影響
している。こうした
体による試行錯誤
が、心と体の関係としてあると思います。
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