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課長になるそして維持する

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課長になり、そして組織を維持し、部下を育てる過程を小説形式で、シミュレーションしました。
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記事一覧

感謝の心で仕事をする

会社で仕事をするとき、難しい問題が発生し、それを突破するために 個人の力に依存 と言う状…

鈴木良実
7日前
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理論が切り捨てたモノ

物を売るときに リピート客を維持 ことを大切にしている会社は 社員を会社にする 傾向があ…

鈴木良実
10日前
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あるべき姿の描き方

新しい物事を実現するには、大きく分けて、以下のステップがあります。 先駆的な研究者達が可…

鈴木良実
3週間前
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管理法の昭和から令和の変化

仕事の管理について 昭和->令和 の変化の特徴を 個人技->技術 との流れで整理すると、…

鈴木良実
3週間前
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どこまで個人技依存か!

現在の日本の物作りは 技術成果と個人技のバランス の上で、色々な成果を出しています。例え…

鈴木良実
1か月前
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個人の突出を活用

管理職にとって 才能ある人材の活用 は、重要な課題です。特に現在のような 変革と多様化の…

鈴木良実
1か月前

平均的人材課長が動かす組織

会社を経営するとき トップにビジョンが必要 は、誰もが認めるでしょう。欧米的に言えば 経営哲学で考える 成果です。 しかしながら、これを組織として展開した時に、課長などの 下級管理職にどこまで求めるか? と言う問題があります。下級といえども管理職には 経営の一翼を担う と言う考えがあり、そこでは 自分なりのビジョン を持てという議論も出てきます。 さて、こうした下級管理職が、描くビジョンは、どのようモノでしょう。理想的に言えば 経営者や上位管理職の描

テイラーに学べ

学歴マウンティングは、何故起こるかを、考えました。マウンティングには、する側の問題と、さ…

鈴木良実
2か月前

「茹で蛙」組織の対策案

私が、かって所属していた組織は 技術進化と社会需要変化に 乗り遅れた「茹で蛙」組織 でし…

鈴木良実
2か月前

課長を育てるための教材

会社の課長研修で、使える作品をまとめました。これは、大きく分けて 知識不要のための教科書…

鈴木良実
3か月前
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課長になる為に

1.課長になるべきか今の世の中、管理職への昇進を望まない人も増えています。何も考えずに…

鈴木良実
3か月前
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軍隊組織の説明

組織について議論するとき、一つの極端例として、軍隊組織を知っていると、色々と見通しがよく…

鈴木良実
3か月前
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課長の教養

1. 会社は何のためにあるのか 会社は、顧客の必要とするモノを、継続的に供給できるようにす…

鈴木良実
3か月前
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一本道動機付けの弊害

我が国の学校教育は よい成績を取れば良い大学へ 良い大学からは良い企業へ という 一つの方向への動機付け で、勉強の意欲をかき立てています。 また、会社に入ってからは 課長などへの出世 と言う、これまた一本道での動機付けが行われていました。 しかしながら、このような動機付けでは ピーターの法則 人は自分が無能と証明されるまで出世する 従って組織の大部分は無能人材の集まり と言う状況になります。 なお、戦前の日本の軍隊などでは 大卒とは別の出世コース 一