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就職氷河期世代ですが、そろそろなんとかなりませんか。

大学を卒業してなんとか地元の中小企業に潜り込んで、不完全な週休2日制・年間平均残業時間700時間。地元ではそれなりに有名な会社だったのですが、そこの正社員の職にありついた、そして入社4年目でいちおう主任みたいな肩書がついていると、世間的には優良物件扱いにあるくらいな、そんな就職氷河期の初期の頃が自分の最初の会社員生活でした。

そのときにいろいろと個人的な事件があったり、メンタルを少々こじらせたり、人生に行き詰まりを感じたりで、退職して、その後14年間は非正規雇用(みたいなものも含む)、派遣社員みたいなものとか、契約社員をやっていました。

非正規雇用10年目にそれなりの資格をとったときには当時の上司からは契約社員のくせに生意気だぞに近い嫌味を言われましたが、他の部署で「あっちの部署であの資格をとった奴がいるけどどういうことだ」と話題になったらしく、そちらに引っ張ってもらえて、正社員として潜り込むことができました。(その資格の名前は諸般の事情で書きません。ごめんなさい。)

その後、またメンタルをこじらせたり、散々な人事査定をいただいたりもしました。メンタルこじらせた上に、経験で負けている部分はどうにもならないですし、直接どぎついことは言わずに給料・ボーナスの金額から自分の評価が計算できるという、心優しい会社に感謝です。

メンタル2回こじらせても、14年間非正規雇用(みたいなものも含む)をやっていても、就職氷河期世代(ロスジェネ・貧乏クジ世代)で就職こじらせ組の中では、自分はとても恵まれているほうだと思っています。

就職氷河期世代とか、ロスジェネとか、貧乏くじ世代って何?と思われた方はこちらの記事をご覧ください。当該の世代の方は「もう、読みたくない、胸糞悪い」「泣きたくなる」かと思いますが、申し訳ないです。

就職氷河期世代(ロスジェネ・貧乏クジ世代)で就職こじらせ組の中では、恵まれている場所にいさせてもらっている自分ですが、同世代が理不尽に苦しむのは納得いかないと感じます。この世代、自己責任で切り捨てられて、このままなかったものにしてしまうのでしょうか。

この世代でも他の世代と同様に、順風満帆なキャリアを気づかれている方もたくさんいるのは事実です。

しかし、ちょっと不器用だったり、ちょっと立ち回りが下手だっただけで、「あとは自己責任」というのは残酷すぎると思います。

「人生再設計第一世代」? いまさら再設計なんて。

せめて、選り好みしなければなんとか生活できる、ブラックではない仕事にありつける、そんな世の中にしてもらいたいものです。

そんなことも今の政治に期待することはできないのでしょうか。

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