タイで朝ご飯にタッカンマリをいただいた日。チェンマイ珍道中②
朝起きてゲストハウスの共有スペースで食パンにバターをぬりぬりしていると、例の韓国人オーナーがキッチンでゴソゴソしだした。
彼との出会いはこちらから。
このゲストハウスは朝は食パン・卵2個が無料でいただけるため、私はその恩恵をたっぷり受け朝ご飯を食べていいたのだが、突然オーナーが笑顔でこちらに向かってくる。手には大きな鍋。
「タッカンマリ〜」
と言いながらお鍋に入ったタッカンマリをよそってくれ、私の目の前にはチキンの良いお出汁が滲み出たテカテカのスープが。
もちろんとても美味しい、美味しいよ。でも朝からタッカンマリは少ししんどいかな。
しかしニコニコ笑顔のオーナーの前で食べ残すわけにはいかないので、完食し
「チャルモゴッスムニダ〜」(ごちそうさまでした)
と言いなんとか凌いだ。
おそらくタッカンマリを食べるたびにこの日を思い出してフフッと笑みをこぼすだろう。色んな意味で記憶に残る朝だった。
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