働くということ


例えば、最初のお給料が振り込まれた日を考えてみます。

ある人は「働くってこういうことなのかな・・・」と働くことの意味を呆然と実感するかもしれません。

私の場合、最初の給料が振り込まれた時、嬉しさと同時に「ずっとこうやって生きていくんだ・・・」と何故か呆然としたことを覚えています。


働くことによって得られるお金で日々の生活を営む。

もし働けなくなったら、生きていくことが出来なくなってしまうのだろうか・・・

働くということについて考えることは、生きることに直結するとても大切なことだと思います。




時に「なぜ働くのか」という疑問を感じることがあります。

これは漠然とした大きなテーマですが、これから何十年も社会で生きていく(働いていく)スタート地点において、改めて働くことについて考えてみることは、今後の人生において決して無駄にはなりません。イメージしてみる程度でも十分だと思います。


私自身も「働くとは何か?」という問いに対して、直ちに答えを出すことはできないですし、この命題はこれから長い間付き合っていくことなので、決して新人だけではなく自分事として考えています。


振り返って見ると、働く心構えを教えられることはあっても、働くことについてきちんと考えることが大事だと教わったことはあまりないような気がします。

もしかすると新人の頃は、この話題にピンと来なくても、今後仕事をしていく過程で働くということについて悩んだり、壁に当たったりして、働くことに窮屈さや息苦しさを感じることがあるでしょう。

そのような状況になって初めて、働くことや自分の仕事への向き合い方について考えると、どうしてもネガティブな思考になってしまいます。

逆にポジティブでいられる時でも、人生の大半を占める「働くこと」について自分のこととして考える習慣をつけることはとても大切ではないでしょうか。


この話題は今後改めて触れていきたいと思います。