学生と社会人の違い3
前回の続きです。
⑤プライベートの時間でライバルに差をつける
平日は自分も周りも皆、会社の業務を遂行することを考えています。だからこそ、プライベートの時間に自分がどれだけ努力出来るかがライバルに勝つポイントである、ということだそうです。
金型屋にいた頃、正直これは特にピンと来ませんでした。
何故なら、ライバルという存在を意識することがあまりなかったからです。
ただ、プライベートの時間をどう過ごすかという部分に着目すると、毎日1時間勉強する人としない人との間には確かな差が生まれるということになります。
そこで大事なのは、5年後10年後にどうなりたいかというビジョンやゴールを持ったうえで負荷をかけることだと思います。
⑥プロセスに意味はなく、結果がすべて
社会人として何か結果を出すためには、闇雲に目の前のものから片づけるのではなく、優先順位を決めて着実に取り組むことが大切だと思います。
社会では、結果が出るまでは「頑張りました、努力しました」という言葉には何の意味もありません。結果を評価するのは上司でも同僚でもなく、お客様です。
けれども、社内の評価や社内での立場を気にする人ってとっても多い気がしませんか・・・?
あいつには負けないぞ!と意気込むのは良いですが、上司や社内からの評価ばかり気にして、その立場を守ろうとしている人が多いと感じます。目線がお客様に向いていないです。
でもその結果を評価するのは、怖いことにお客様なのです。
学生と社会人の違いについて考えてきましたが、これ以外にも違いは沢山あります。働いたことに対してお金をもらい、それで暮らしていくという根本的なこともありますよね。
もちろん違うことは分かるけど、言葉にできないこともあるように思います。
この話は、社会人になりたての頃によく話題になりますが、長く続く社会人生活、新人に限った話ではないと思います。