学生と社会人の違い1

ある時

とあるサイトで、学生と社会人の心構えについて説明されていたのを紹介してもらいました。それを聞いて考えたことを書いていきたいと思います。


①社会人は精神的にも経済的にも自立しなければならない

 そのサイトでは、「親から経済的に自立できない限り精神的にも自立できない」、「自立しない限り生きていくことに真剣に向き合えるわけがない」としています。

その結果「生きることに真剣に向き合わないと将来の夢は見えてこない」と説いています。

確かに間違っていないです。自立は大人への一歩ではありますが、少し理論的な展開であり、現実的ではない気がします。

なぜなら、例えば一人暮らしで、家賃や光熱費などの不可分所得を考慮しなけれなならない状況下に置かれなければ、なかなか経済的な自立を考える機会がないからです。

しかし、自立というキーワードは学生から社会人になるにあたって重要なキーワードであることは確かであると思います。



②やるべきことからしかやることができない

 社会人は、学生の頃のように自分がやりたいことを優先してやることは出来ません。会社に所属している以上ミッションがあり、それを優先し、取り組み、遂行しなければなりません。

この時「何を優先すべきか」を判断する能力は求められていません。自分で判断することを前提としてミッションが与えられます。

しかし、当然ですが社会人なりたての新入社員にはじめから判断するスキルはありません。判断できるようになるために研修制度があるのだと思います。





理不尽や逆境を乗り越え、自分の手で道を切り開いてきた先輩方にとっては、何を甘ったれたことを・・・と思うかもしれません。

振り返って見ると幼く恥ずかしい所もありますが、

これが、社会人という大きな門をくぐった時に、見渡す景色がガラリと変わった当時の私の正直な気持ちです。




次回も引き続き書いていきます。