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人は変化を嫌う生き物~ヘップトークで変化に対応する~

変化が激しい時代。
思い返せばダイヤルアップ接続でつないでいたパソコン。現在は利用しているところを見ることはありません。2018年末に出てきたPayPay。キャッシュレス決済は日常になじむようになりました。そして2020年は、世界中で急速かつ多大な変化が起きました。

人間の脳とは変化を嫌う・本能

激しい変化。否応(いやおう)なしに変化に順応するしかない。でも生活を大きく変えることを嫌だと思ってしまう。これは当たり前、の事なんだそうです。
そもそも人間の脳とは「生きること・生き延びること」を優先。現状を維持すること、保つことをよしとするのです。野生の動物たちに囲まれ生きる中、自分自身を保身することを優先するようになったのは致し方ないことでしょう。そう、私たちの本能に刻まれている、ものなのです。

特に日本人は「完璧主義」が強いともいわれています。他国に比べて変化が穏やかでゆっくり、たしかに国民性ともいえるかもしれません。

変化のために『ヘップトーク』

ではどうしたら「変化」できるのか。
私がおすすめする「ヘップトーク」という手法があるのでご紹介します。
ペップトークは、ネガティブなものをポジティブに捉えさせる、自身や相手の持つ力を最大限に発揮させる言葉がけのスキル、です。

ヘップトークとは、短い激励のスピーチのこと。「ペップ」は、元気や活気という意味。スポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている場面を見たこと、みなさんあるのではないでしょうか。

ヘップトーク

1.まずは現状を受容する。不安であることや心配であること、そのものを受け入れる。
2.そして認めます。不安であることは確か。しかしそこから変わろうとしている、プラスに動こうとしている一歩だと捉えるようにします。
3.その後やることを足す。怖がったらダメ、といった否定形はつかわないようにします。
4.最後に背中を押す。気合をいれること、これで気持ちも脳も切り替わる
わけです。

「不安なんだよね。不安になるのは変化しようとしているから。自分を信じて。私(君)ならできる!」
自分自身にもこういった声をかけてみます。ヘップトークで自分自身を励ましてみる。最初はなかなか慣れませんが、私自身の思い込みかもしれませんが、変化に強くなった?!ような気がします。

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自分に声をかけるのはもちろんですが、他の人にもこういった声掛けをしてみてください!きっと相手も不安がいっぱいな時、この声掛けが助けとなるはずです。


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