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すずめの高校時代と英語との関わり

こんにちは。すずめのえいご屋さんにようこそ。

執筆者のすずめです。

今回は高校時代のすずめがどのように英語と関わっていたかを書いてみたいと思います。

数学が苦手な子どもの意外な理由

すずめは中学でBON JOVIに出会って英語に興味を持ちました。それからちんぷんかんぷんだった英語の勉強をはじめました。

ここでさらにすずめが英語の道を進むダメ押しの出来事がありました。

それはすずめの数学の成績が壊滅的にダメだったということです。

実は、すずめはいまで言うところのおそらく学習障害というものを抱えていたのではないかと思うほど計算が非常に弱かったのです。

決して数学が嫌いだった訳では無く、本当に驚くほど計算ミスが酷かったのです。

難しい公式自体はがんばって覚えることはできたのですが、この公式に数字を入れ替えて計算していると、足し算や引き算で必ずミスをしてしまい、解答を間違ってしまっていました。

この当時は、自分のことがよくわかっていなかったすずめは単に数学が苦手なんだなと落ち込みそれでもなんとか成績を伸ばしたくて一生懸命数学ばかりを勉強していましたが、結局数学の成績が2以上になることはありませんでした。

いま振り返るとわかるのですが、すずめが苦手だったのは足し算と引き算の「計算」の訓練が十分に足りていなかった部分が足を引っ張っていただけで、「数学」自体が理解出来ていなかったわけではなかったのです。

逆に数学的な考え方は好きな方だったのです。

しかし、この部分に気がつくことが出来なかったので、結局中学のうちに数学の成績を改善することができず、数学が必要ない受験をすずめは選びました。

それが近所の県立高校の普通科に新設された「英語コース」の受験です。

県立高校の英語コースの受験

すずめは近所の県立高校の英語コースを推薦で受験しました。この時に必要な科目は、英語と国語と社会の歴史の3教科のみでした。

この3教科はすべてすずめの得意な科目ばかりでしたので、高校受験は無事に合格することができました。無事に娘が高校に合格して、すずめの両親もとても喜んでくれました。

しかし、高校の入学式のホームルームを受けたときに、すずめとすずめ母はとんでもない所に入ってしまったかもしれないと後悔する羽目にななったのでした。

県立高校普通科の英語コースはどんなところ?

入学式初日、式も終わり生徒達と保護者はそれぞれの教室に集められました。そこで各クラスの担任からの話を聞くように指示されました。

すずめもお利口さんで席につき、先生の話を待ちました。

すると…40代後半くらいの男性の担任がいきなり、

"Hello, everyone! Welcome to my class.I'm looking forward to having a great time with you."

と英語で話しはじめました。

その後の長い挨拶もすべて英語で、生徒達も保護者もポカーンっとなってしまっていました。

ただなんとなく聞き取った端々の英語を繋げると、これからもずっと英語で話すからよろしく!と言ったような内容だったことはわかりました。

先程先生の挨拶として書いた英文はその当時はもちろん聞き取れていませんでしたので、今ふりかえっておそらくこんなことを言っていたのではないかと推測して書いてみました。

この担任は後に少しずつ日本語でも話してくれるようになったのですが、もともとは商社な勤めていたのに、英語がとても好きになってしまい、改めて大学で教員免許を取り直して、さらに英検の1級も取得して高校の英語教員になったという筋金入りの英語好きな先生でした。

すずめ達英語コースのクラスの生徒達は、この先生のもと3年間英語を勉強することになりました。

オールイングリッシュの洗礼

入学式初日からいきなり「オールイングリッシュ」の洗練を受けて戦々恐々としてしまったすずめとすずめ母だったのでした。

いまでは英語を英語で教える「オールイングリッシュ」は中学校の授業でも行いましょうと文科省の指針が出ているようですが、今から30年以上前に「オールイングリッシュ」に取り組もうと奮闘していた当時の担任には頭が下がります。

「オールイングリッシュ」についてのすずめの考えはまた別に書いていきたいと思いますので、今回は入学式後のしばらくの生活のことまで書いて終えたいと思います。

英語コースの授業がはじまり、すずめが2度目に面食らったことが、生徒達にも「オールイングリッシュ」が求められてことでした。

生徒同士クラスで話す時は英語で話すように!と指示されて、すずめの頭はパニックになってしまいました。

数学から逃げて英語コースに来てやっと苦手なことから羽を伸ばせる!と思っていたのに、もっと大変な所にきてしまったのかもしれない!と内心焦る気持ちが止まりませんでした。

こんなことなら、普通の普通科に入っておけばよかった…と思ったのですが、入ってしまったものは仕方ありません。もう一度別の高校に入り直す時間的余裕も金銭的余裕もなかったので、すずめはそれから英語と悪戦苦闘することになるのでした。

今回も最後までお読み頂きまして本当にありがとうございます。

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次回は今回の続きをまた書きたいと思います。



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