いやぁ、確かにこう言う話でしたわ：読書録「吉原御免状」

・吉原御免状
著者：隆慶一郎
出版：新潮社（Kindle版）

「百万石の留守居役」を読んでて、「本多正信」への興味が高まって、
「そういや＜影武者・德川家康＞に登場してたんじゃ…」
と思ったんだけど、上中下の3巻組に畏れをなし、
「確か＜吉原御免状＞も同じようなネタがあったはず。柳生も出てくるし…」
と、易きに流れて、久しぶりに再読w。

久しぶりに読み直して、
「半分くらい＜影武者・德川家康＞ネタじゃん！」
とチョットびっくり（今更w）。
でも「本多正信」はあんまり出てこないんですよね。
＜影武者・德川家康＞には重要人物として登場した覚えがあるんですが、その役割はこっちでは天海（明智光秀）が担ってるような…。
やっぱ、あっちを読まんといかんかなw。

もっとも久しぶりの再読はスゴく楽しかったです。
やっぱり「隆慶一郎」面白いですね。
「上田秀人」に比べると、
・やたら蘊蓄が多い
・ちょっとエロっぽい
ってとこはあるかな。
これに比べると、「上田秀人」作品はポリコレっぽいかも。
まあ「隆慶一郎」も「山田風太郎」に比べたら品行方正だけどさw。

すぐに＜影武者・德川家康＞を読むってことにはならんけど、「積読本」の中にはもう一回、入れておくか、と。
来年の大河が「德川家康」だしねw。（まあ、あっちは「影武者」にはならんやろうけど）

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