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ブックカバーチャレンジ:はみだしっ子

僕をダメにした本。
「ポーの一族」はいまだに読み返すけど、この作品を読み返すことはほとんどないですね。
それでも間違いなく10代後半の僕の心をえぐり、ある意味「ダメ」にした作品w。
Kindleで購入だけはしてあったので、この機会に「つれて行って」を再読。

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<どこへ行こう?
どこ迄行こう?
けれど…どうやって行こう?

ボクが行きたいのは
向こう岸

橋をかけて…舟を渡して…
けれどボクはどこにいる?
ここにいるボクは偽りのボク
偽りの手…偽りの言葉
それならば偽りの橋と舟

どうやって欺こう?
知っているボクをどうやって欺こう?

それともどうすれば…得られるのだろう?
虚像ではない橋と舟…目的地…そしてボク…
偽りではない真実のものを…どうすれば?>


<ボクの
最後の平和に
乾杯!>


…なんちゅうめんどくせぇガキどもや!
特にグレアム!
そんなことにこだわって、ど〜なるっちゅうんや!


…とジャックに感情移入w。


<奥手だったと思ってた子が実はマザコンのムッツリ助平だった事か?>


そして今も変わらず思うのは…


「ダナ。ええ女やなぁ…」


…で、この曲。(わかる人にはわかるw)


作者の三原順さんは95年に42歳の若さで亡くなられています。
「ポーの一族」でさえ続編が…。
「もし4人組のその後が描かれたら、どうだったろう?」
ふとそんなことを思ったりもします。


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