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#出口治明

オーディオブックには向かないかなw:読書録「知略を養う 戦争と外交の世界史」

オーディオブックには向かないかなw:読書録「知略を養う 戦争と外交の世界史」

・知略を養う 戦争と外交の世界史
著者:出口治明 ナレーター:長塚コト、けんぞう、田所未来
出版:かんき出版(audible版)

世界史を「戦争と外交」(条約)という視点から概覧した作品。
出口さんが脳溢血で倒れられる前にまとめられている作品ですね。
「世界史好き」(世界史マニア?w)の出口さんの本領が発揮されまくった作品となっています。

通して聴くと、
「人類ってのは戦争しまくる種族なんだな

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「脳卒中」がどう言うものか、一端が分かります:読書録「復活への底力」

「脳卒中」がどう言うものか、一端が分かります:読書録「復活への底力」

・復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる
著者:出口治明
出版;講談社現代新書(Kindle版)

21年1月に出口さんが倒れたというニュースを知った時、「原因は何か」「その後の経緯はどうなのか」についてあまり情報が出てこなかったので、ちょっと不思議に思ってました。
出口さんだったら、そういうのドンドン発信しそうじゃないですかw。
なんで、
「コレは本人が意志を表明できないような重症なんだろ

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お二人の「働き方」に関する考え方は至極真っ当ですが、日本の組織では「外れ値」:読書録「あなたの会社、その働き方は幸せですか?」

お二人の「働き方」に関する考え方は至極真っ当ですが、日本の組織では「外れ値」:読書録「あなたの会社、その働き方は幸せですか?」

・あなたの会社、その働き方は幸せですか?
著者:上野千鶴子、出口治明
出版:祥伝社

コロナ禍で、その「外れ値」が少し中央値によって来てるし、森発言以降の世論の動きは「日本における<女性>の置かれている状況」を浮き彫りにしています。
さて、アフター・コロナで、これがどうなるか。
「元の木阿弥」
にならないことを祈ります。

本書を読む気になったのは、本書を踏まえた上野さんのインタビュー記事を読んで

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論理的に考えればこうなる…けど、それが「正解」とも、「その通りになる」とも限らない:読書録「自分の頭で考える日本の論点」

論理的に考えればこうなる…けど、それが「正解」とも、「その通りになる」とも限らない:読書録「自分の頭で考える日本の論点」

・自分の頭で考える日本の論点
著者:出口治明
出版:幻冬舎新書(Kindle版)

年頭の読書用に購入した一冊。
成毛さん同様、出口さんも「本、出し過ぎ」ですがw、コレは年始に頭を整理するのに良さそうだったので。
内容は2018年の連続講座をベースに、コロナ等の最新トピックも加えて整理したもの。
取り上げた時事問題について、概要を整理した上で、「タテ・ヨコ・算数」の視点から出口さんが「論理的」に考

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「初の人生指南」って売りだけど、基本はいつも通りw:読書録「還暦からの底力」

「初の人生指南」って売りだけど、基本はいつも通りw:読書録「還暦からの底力」

・還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方
著者:出口治明
出版:講談社現代新書(Kindle版)

stay home用に購入(DL)した作品。
「還暦」にはまだありますが、「準備期間」も必要でしょうしw。
…とか言って、結局読んだのは緊急事態宣言明けなんですけどね。

まあ、基本的にはいつもの出口節です。
「人・本・旅」
で、還暦を迎える人へのメッセージとしては、
「人生100年時代。生涯現役

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語りえぬものについて、ひとは沈黙しなければ…:読書録「哲学と宗教全史」

語りえぬものについて、ひとは沈黙しなければ…:読書録「哲学と宗教全史」

・哲学と宗教全史
著者:出口治明
出版:ダイヤモンド社

消費税増税前に買い溜めした本の一冊。
今まで「積読」状態でしたが、stay homeで時間ができたので、手にとってみました。

感想をひと言で言えば、
「思ってたより、面白かった!」

宗教が生まれる前、「言葉」の誕生から語り始めて、最古の宗教「ゾロアスター教」から、ギリシャ哲学、中国哲学、仏教、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教、中世哲学(

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