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タケノコたけのこ-すずころ日和 旬を食す-

♪タケノコたけのこ♪

♪ニョッキにょき〜♪

はい、言いたかっただけー(*´∀`)♪

こんにちは、皐月です。
今日もお寄りいただきありがとうございます♪にょきー♪

この歌、あなたはわかりますか(^_^;)
わたしは、タケノコたけのこ〜♪

と、フレーズは浮かんだもののしばらく
「はて?これなんの歌だっけ」
脳がフリーズしてました。

しばらくして、あ!
1ニョッキ、2ニョッキ…と何人かで様子を伺いながら別の人と被らないタイミングで言っていくゲームだ。と思い出した。
子どもが見ていたYouTubeだ。

これって昔からありましたっけ。
子どものときにした記憶がない。。

そんなこんなで、たけのこです。
あなたはもう今春に食べましたか??

「たけのこはね、あくぬきが面倒なのよ」
「ごめんね、そのままだといらないわ」

そんな母の電話での会話をよく聞いて育った。
田舎あるあるなのだろう。
山のある親戚から、たけのこが大量に回ってくるので困る。
最初は受け取っていたけれど、あくぬきが大変なので受け取らなくなる。
友人もそれをわかっていて、今度はあくぬきした「水煮」状態までしてくれて知人に配ってなんとか消費する。

仕事で山間部の集落に行った時。
どこからか漂う独特な匂い。
「この時期は、たけのこだから。採ったらすぐに処理しないとね」
と、大きな釜で庭先でぐつぐつと茹でられているタケノコたち
取らないと山が痛む。捨てるけれど、全部は勿体無い。なんか無限ループらしい。

私のたけのこのイメージはそんな感じ。

八宝菜とかたけのこごはん、天ぷら。
もっぱら食べる専門で育ったわたしもアラフォー。

「天然生活」とか見るのは好き。
旬のものを丁寧に調理する生活は素敵。

田畑や山からの採れたてを、こだわりの調味料だけで味付けする。

ほう…。いいな。。

現実は。
「たけのこを皮から調理したことなんてない」はい、わたし。

先日、子どもの友人ママから
「たけのこいりませんか?米ぬか無いけど」
とメッセージが届いた。
おお、これが春の風物詩。ついに私も母の年頃。きたきた〜

「米ぬかなくてもアク抜きってできますか?」
と返信をしながら同時に調理法を検索する。
便利な時代だ。

皮のまま たけのこ 米ぬかなし

で、たくさんでてきます。ふむ、お米の研ぎ汁でいけるのね。

1 まず皮のまま茹でる。それから皮を剥く。
2 研ぎ汁をヒタヒタにして1時間ほど茹でて、そのまま3時間ほど放置。


今は、休職中で家にいる私。仕事してるときは絶対にやらないずぼらな自分

「やったことはないけれど、やってみます!」
と返信する。せっかくの機会だ。やってみようじゃないか。

30分後、友達とママさんとたけのこ到着。
「どうぞ〜」と私。
マッハでオカタヅケシタヨ。

「調べたんですけど、皮ごと茹でたらいいんですよね?」
というと
「あ、皮からだととても面倒です!あの、台所かりてもいいですか?!
おお。なんだろう。パワーを感じる。

彼女はお借りしますね!!というと台所で手際よく皮をむぎ始めた。もう私は横で見学です。はい、よろしくお願いします!!
(あー、シンクの食器片付けていてよかったー!!

工程は
1 皮はできるだけ手でむいておく
2 根っこの硬いところを包丁で落とす。イボイボとかも。
3 縦に半分に切る。そこで、さらに硬い皮を極限までむく。
(半分に切ることで、皮がむきやすくなる)
4 緑の先っぽなど食べられそうもないところを切り落とす。
5 よく見る水煮の姿になったら、あとは研ぎ汁をヒタヒタにして1時間ほど茹でて、半日ほどそのまま放置。

いやー、まあまあな大きさのタケノコさんは彼女の手によって、ものの10分ほどで茹でられる状態に。
すごーい( ゚д゚)

しかも彼女は私と会話しながらです。プロだ。

皮のままのたけのこをあのまま玄関で受け取っていたら。
検索したり、とまどったりで軽く1時間はかかったでしょう。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて」

山本五十六の言葉が脳内再生。まさにやってみせを見せてもらい、とてもわかりやすかったです!!
やり方を知れば、皮で苦戦しないな。これがコツなんだろうな。

彼女の旦那さんがタケノコが大好物らしく、毎年キャリー量のたけのこを下処理するらしい。あ、なるほど。

結果的に、下処理をほぼしてもらい(私は茹でるだけ)とれたてのたけのこにありつける。

すごい速さでこの状態に!

やってみる!って言ってよかったなあ。
とホクホクでした。

皮付きでももういける!気がする。
ま、実際は切る時とても硬いらしいので苦戦はするだろうけど。
その時また彼女の凄さを実感するのだろうな。

春の午後。
はじめてのタケノコ皮から調理体験。(見学)

お礼に、ホワイトデーに旦那さんがくれたご当地珈琲豆を開封しコーヒーを淹れてのお茶タイム。子どもたちはゲームを仲良くやっている。

「花のような香りと黒蜜のような甘味が印象的なコーヒー」の文字。

黒蜜のような甘さ、とは

エチオピア、ホンジャラスの豆を使ったUCC上島珈琲のお高め珈琲豆。
美味しい。

でも。この言葉は誰が飲んでも飲み込めないのではないでしょうか。
黒蜜って、随分と攻めた言葉できますね。

なんでこの文面でOKでたのだろう…

でもその日、一番おどろいたのは。
子どもの中学の勉強の話になったときに「〇〇って習いました?あー。私のときはまだなかったんですよ」「あ、わたしもかばんは肩掛けだったんです」
など、会話の端々で感じる違和感。
私の方が年上なのに、習ってない?いや、あったよ。とか。

で。さらりと言われた、

「あ、わたし50歳なんで

えー!!!!!
叫んだ。
子どもがびっくりしてこっち見るくらいは。
30後半にしか見えん。

「ずっと年下だと思ってました。5〜6歳は…」

マジですか。。。を何度か呟いて、失礼ながらお顔をじっとみる。
なぜなんだ。
肌?髪??体型??笑顔だから???

中肉中背のボブスタイルで、派手でも地味でもない。なんていうか普通な感じで。
化粧もうっすらで。

「頑張っている感がまるでないのに、ナチュラルにお若い。え、なんでですか。。」

口にだしてましたよね。羨ましすぎる。

あ、やはり旬のものとかを食べてるのかな。
そういえば前もお野菜や柑橘を頂いたな。
それですか??え、それが秘訣なの??

春の午後。
人の年齢はもう私にはわからないのだ、と知る。


あ、子どもも私よりママさんが年上だっと聞いて驚いてました。
失礼デスヨネ。
え、わたしがフケテ…?いや、旬を身体に取り込むんだ。

そんなこんなでタケノコはまず煮物に。
薄切りで冷凍にできると聞いたので一部は冷凍もして。

4月はちょこちょこタケノコ料理。
めざせ年齢不詳。とりこめ旬。

ん?

あれ、なんのはなしですか。


今日も最後までありがとうございました。

ではでは、また。

皐月

⭐︎コニシの木の子さん⭐︎
なんのはなしです課
乗ってみたくて、乗ってみましたw

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