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昼休みに、ぼーと外を見ながら読んでます。
ラッセルの「幸福論」です。
あまり気が乗らずに読みかけたのですが、冒頭だけで感心しました。

1番幸福を逃すことは、こういうことだそうです。
幼い頃、母親(父親はどうなのでしょう?)からさまざまな道徳的な教訓を植え付けられる。
親の愛を得るために、それを受け入れ影響を受ける。大人になって、今度は女性の愛を求める。当然ながら母親と違う価値観に幻滅し、女性に対し残酷となる。後はこの繰り返し。
何か思い当たる節がある気がします。私の母は軽い毒親だったので、できるだけ振り回されまいとしているのですが、その価値観にとらわれている部分は多々ありました。妻の価値観に文句は無いのですが、居心地の悪さを感じることがあります。それはこういうことだったのかと合点がいきました。
ラッセルは、そこから抜け出すためには日常生活の手応えが必要だと言っています。それも私的には納得がいきます。

哲学の本は役に立つのか?

結論は多いに役に立つです。

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