足の裏と縫い針と私

こんにちは。私です。

みなさん、お元気ですか!私は元気です。
前の会社を辞めてから一ヶ月半ほど経ったので、ついに就活に本腰を入れたところです。

どうでもいい話なのですが、数日前からずっと足の裏に違和感があって困っていました。床に落ちている乾いた米粒をずっと踏んでいるような感じだったのですが、どれだけ足の裏をこすっても踏んでいるはずの米粒は見当たりませんでした。
今日の昼頃から違和感が痛みに変わり、何事かと思いよく見てみると、皮膚の中に黒い点がありました。
一緒にいた母はトゲだから縫い針で皮膚穴を開けてピンセットで引き抜けと言います。
かなり痛かったのですが、なんとか点の上あたりを針でほじっていると
明らかに髪の毛としか思えない物体がひょろりを顔を出しました。
ピンセットで先っちょを掴んで引っ張ると、小指の爪くらいの長さの毛がつるっと出てきたのです。
根本が引っ張られるような感じはなかったので、抜け毛が足の裏に刺さっていたようです。
本当にたった一本の毛でこんなに痛くなるんだと驚いた出来事でした。

三十路を目前に10年間避けてきたことに挑戦

ここからが本題と言うわけでもないのですが、私は人付き合いが得意ではないのに学生の頃を含めると10年間接客業のみやってきました。
常にどこかで募集がありますし、高級なお店でなければほぼ即決ですから、楽だったんですね。

今年に入ったくらいで、HSPを知り、世の中には少なくとも「同じような」感覚を持つ人たちがいることに気づきました。
10年間接客業をやりながらも、好きにもなれず成長もできずにいる自分はどれだけダメ人間なんだと思っていましたが、ダメ人間なのではなく根本的に性に合わない仕事を選択していただけなんですね。
簡単に言うと基本的なHSPさんは自分のペースでコツコツ進められるような仕事が性に合うわけですが(型によって営業等が得意な人もいます)
その真逆の環境に10年間いたわけですね。自分で言いますが、アホですね。

明日面接に行く会社は今までと真逆の製造業で、チェックしているのもほとんど人と接さない仕事ばかりです。
接客しない仕事の感覚が全くわからないので、ベタではありますが本当に不安とワクワクでいっぱいという感じです。

背中の真ん中の足跡

一ヶ月半前の経験は、たぶん誰かが「お前こういう仕事向いてないよ、いい加減考え直せ」と背中の真ん中を蹴っ飛ばしてくれたんだと思っています。
もちろん泣くほど悔しい思いもしたし、金銭的に損もしました。この話をした相手は口を揃えて「おかしいよそれ」というような出来事でした。
ですが今は不思議とそうは感じないのです。むしろ、あのおかしな会社から脱出できたことに感謝しています。

最後の給料が支払われ、制服も返却して本当に前の会社とは縁が切れました。
本当に全身が軽くなって、辞めた直後よりよっぽど気持ちも軽いです。
直後は次が見つからなかったらどうしよう。すごい間違いをしたのではないか。と考えてばかりでした。
今は「そんなワケねーじゃん!」と笑ってしまいますが。


またここで良い報告ができるよう、就活がんばります!

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