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noteが繋いでくれた縁②

昨日の続きとなります。

青物横丁駅のドトールを後にして目的地に向かいます。
どんな人なのか、ドキドキしながら行きました。
以下、Pさんと呼びます。Pさんは顔出しはしていない人ですし、記事の中からこんな人かなとイメージしたのですが、最後までイメージしきれない状態での答え合わせとなりました。

理系で、小学校で教えていたという情報までは記事を読んで知っていたのですが、今まで理系の先生方を見てきた自分のデータにはない、お洒落でシュッとしてる方が現れました。

自分の記事を読んでくれていたそうで、もう自分のこと知ってもらってる感覚でした。(振り返ってみると記事を読んでいただけてることでこんなに早く打ち解けられるんだなと感じています。)
自分のことについて予習?してもらうことってこんなに嬉しいんですね笑
自分のために時間を使っていることは本当にありがたいなと感じます。

noteのありがたさを実感した瞬間でした。

話をしながら内装をじっくり見学させて頂いて感じたことは、「おしゃれで落ち着いた空間」だということでした。 

Pさんはハリー・ポッターの「ホグワーツ」をイメージして内装を仕上げたそうです。
私はハリーポッターシリーズを通らず大人になってしまったので、ばっちりはわからないのですが・・・笑
(でもUSJのハリーポッターのアトラクションは乗らせていただきました!笑)

そのままカフェ営業出来そうな素敵な内装です。センスという言葉を何回使ったことでしょう。笑
(語彙力をもっとつけたい)

いろんな細かい仕掛けや狙いが散りばめられている「秘密基地」という言葉がぴったりです。ここで学べる生徒さんたち、「テンション上がるだろうなー!」と素直に思える空間です。


Pさんが記事のことも色々話をしてくれて嬉しかったのですが、利きビールの記事を読んでくださっていて、なんと一緒に利きビールをしてくれました!
マルエフ、一番搾りを準備して下さっていました…それにプレモルまで…感動です…。

ビールは普段飲まないそうなのですが、利きビール一緒にやってくださいました。優しい!

利きビールの結果、「プレミアム・モルツ」は2人とも当てられましたが、「マルエフ」と「一番搾り」は2人とも不正解という結果に…。
飲めば飲むほど「マルエフ」と「一番搾り」はわからなくなります。
皆さん、マルエフと一番搾りは不思議なビールです。笑
この時点でもう楽しくて嬉しくて仕方なかったです。

その後もお酒とおつまみを頂きながら、

自己紹介
今までのお互いの経歴について
小学校での授業の様子
中学校の授業の様子
今までの記事について 
記事の裏話
どうやって毎日更新しているのか
どんな思いで教育の仕事をしていたか
子どもたちへの思い
大事にしているもの、これからも大事にしたいもの
今に至るきっかけと紆余曲折
今後取り組んでいきたいこと

などなど…

自分の話をメモをとりながら聴いてくれるPさん。傾聴してくださるし、質問をすればわかりやすく答えてくれるし、言葉のキャッチボールが心地いいペースで進んでいきました。話しづらいところもあったと思うのですが、顔に出すことなく色々なことを話してくださいました。

お話して頂いた中で特に印象的だったのはPさんの授業スタイル。映像や、写真、生徒さんからの声、どれも目を見張るものがありました。(貴重な資料として拝見させていただきました。)
一朝一夕で完成させられるようなものではなく、生徒と先生の信頼関係があってこそのものでした。

理科が嫌いな生徒さんも好きになったり、苦手意識が変わるような「自由」がある授業です。多くの生徒さんが「この理科の授業は一味違う」と直感で感じるもので、「成長している実感」が自分で感じられるものだと思います。
自分で成長がわかるから、一生懸命取り組めるし伸びる。

教育業界に5年半しかいなかった私ですが、生徒さんが伸びる条件が揃っていることはすぐにわかります。現役の先生方の多くも子どもの顔と姿勢を見ればわかるものです。

「自分にはできない」と思ってしまう先生方がまだまだ多そうなスタイルです。
特に中学校のギチギチのカリキュラムだったり、受験に重点を置いてその「説明」に追われてしまう環境だと特に実践するのは難しくなります。

自分も中学校の理科室にあるものを何でも使っていい前提で「自由に調べてみよう」と授業を進めたことがありましたが、やはり生徒の目が違います。

もちろんPさんもいきなりこの境地にたどり着けたわけではありません。真剣に生徒さんと向き合いつつ、+αで自分から飛び込んで成長を掴みにいったり、他の先生の授業を見て研究した末にできた「伝家の宝刀」です。

生徒さんが力を伸ばすために必要な「良い循環」の素晴らしい例だと思います。

文部科学省がこれから日本全国に広げていきたい探究型学習のスタイルはまさにこれだなと感じます。ど真ん中ですね。小学校でこれができていたら、将来が楽しみで仕方ありません。

このスタイルが日本の公立学校のスタンダードになるまであと何年かかるのか…。それぐらいレベルの高い授業でした。

生徒さんたちの力、Pさんの信じる力と実行に移す力など色々成功までに必要な要因はあると思いますが、日本の公立学校にこのスタイルが浸透したら日本の未来は明るいです。

Pさんが大切な生徒さんたちと一緒に培ってきた、その経験・ノウハウをリミッターのある公務員という状況ではなく、個人事業主として存分に活かしていこうという試み。Pさんも生徒さんも、制限のないプライベートな状態で、探究学習に本気で取り組んだらどんな成長があるのか。とても興味があります。

将来的に、探究横丁が現代の松下村塾のようになる可能性は十分にあると感じています。

こんなことを感じられるような熱い話を聴かせていただきました。

色々話題で話が弾んで気付けば6時間経っていました。
初対面だとは思えない不思議な感覚。時々あるのですが、昨日はその感覚が出てきました。
楽しい時間は何歳になってもあっという間に過ぎていきますね。

Pさんの記事を読ませて頂いていた中で、子どもの持っている可能性を信じられている教育者の方だなと感じていたものが、話をしながら、子どもたちからのメッセージ、授業中の様子を見させていただいて確信に変わっていく過程が、とても新鮮でワクワクしました。

1人の人生で体験できることは限られていると思うのですが、人と対話をすることであたかも自分が経験したような、体験の一端を垣間見れたような感覚になることがあります。今回まさにそのような感覚になりました。本を読んでいる感覚です。

デンマーク留学中に、Human Library.という企画があって人が自分の人生について話すのを7人ぐらいで聴くというものだったのですが、その感覚に近いものがありました。

今後のヒントをたくさん頂くことができました。

自分で考えたことを実現していく過程は大変ですが、大人子ども関わらず楽しいと思うのですが、その最中にいらっしゃる方なのでとても生き生きとされていて眩しかったです。

遊び心を忘れていない大人だったり、本気を出せる大人はかっこいい。素直にそう思いました。

今回Pさんがご家族と一緒に情熱を注いでいらっしゃる空間でお話をさせていただいたのですが、終始、希望が充満しているというか、いろんな意味の「未来」を感じる素敵な場所でした。

詳しい情報は徐々にリリースされていくようです。

今後が楽しみで仕方ありません。

グランドオープン後にまた改めて記事を書かせていただきたいと思います。

最後になりますが、noteって本当にすごいなと感じます。色々なnoteの楽しみ方があって、色々な人との出会いがある。加えて本を読んでいるような体験も出来るし、コメントでコミュニケーションもとれる。どれだけnoteで出会った皆さんに世界を広げて頂いたことか…

noteを創ってくださった方々、日々運営管理してくださっている方々のおかげです。心から感謝いたします。

交流をもってくださいっている皆様も本当にいつもありがとうございます。

自分の仕事で人の役に立つってやっぱり素敵です。
いい刺激をいただきました。
ありがとうございます。


最後まで読んで頂いてありがとうございました。

サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。