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7.医師の話をお薬手帳にメモしよう

■もっと知りたい お薬手帳の活用法
 このカフェには昨日も来た。目から鱗のお薬手帳活用法をマスターから聞き、もっと詳しく知りたくて会社の仕事は早々に片づけ、顔を出してしまった。 健康体の自分はお薬手帳を使っていないが、いくつかの病院に通っている母に、ぜひ伝えてあげたい。

 西日がまだ強い夕刻。扉を開けると、カフェは 空す いていて、カウンター席には誰もいない。よかった。混んでいてはマスターと話すタイミングがつかめない。

 「ブレンドコーヒー。それと、昨日のお薬手帳をもう一度見せてほしいです」
 座るやいなや、マスターにむちゃなオーダーをした。高揚していることが自分でもわかる。

 返事をしたマスターは、ドリップの際の蒸らし時間を使って、事務室からお薬手帳を持ってきてくれ、私に差し出してくれた。
がんの告知を受けた時の思い 説明のイラストも
 マスターは、手を洗いなおすと、蒸らし終えこんもりと山状になったコーヒー豆に、ゆっくりとお湯を落とし始めた。あと2分ぐらいかかるはずだ。つまりこの間は、マスターはカウンター席の私の前にいる。

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読売新聞ヨミドクターでは読みやすさが定評。その連載内容を含め、今日からできるアイデアが満載。もしかしたら、あなたの人生が、生き方が変わるかもしれません。

和モダンカフェ。マスターとの会話。マスターは患者の立場から今の医療をうまく活用しているノウハウを、コーヒーとともにあなたに教えてくれる。「…

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