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僕の人生の旅路と、共に歩む仲間を探しに5.僕が、これから目指すもの

僕が、これから目指すもの

(「4.僕の決心」はこちら) 

僕が参画したMIKAWAYA21(M21)はとても面白い。誰かへのちょっとした優しさを、初めてビジネスにしたと思っている。

「社会貢献ってボランティアでしょ?一大決心するか、余裕がある人にしかできないよね」

 そう言って諦めたり、壁を作ったりした経験が、多くの人にもあるだろう。そういう全ての人に僕は言っている。

「ミカワヤはね、人への思いやりを、仕事にしたんだよ」

 M21は「シニアのお困りごとをワンストップで解決する」というビジネスモデルで社会課題を解決するソーシャルベンチャーだ。ターゲットは成長するシニア市場で、2025年には100兆円と言われているそのうち、医療介護を除いた全領域をカバーする。「まごころサポート」の事業ドメインはSDGsの理念である「誰も取り残されない社会」のど真ん中にある。

 僕の祖父は秋田で生まれ育ち、祖母が亡くなってからもひとり気ままに暮らしていた。次第に自活が厳しくなり、伯父のいる栃木に移り住んだ。土が好きで、本を愛した祖父は、施設への入所以降みるみる衰えていき、ほんの数年後に亡くなった。
 安心して日々の生活を支えてくれる人がいて、秋田の自宅で変わらず過ごすことができたら、祖父はきっともっと長生きしたと思う。土も本もない世界で、祖父は生きる力を失っていってしまった。

じいちゃんと

(大好きだった祖父からは、将棋を教えてもらった)

 秋田で暮らす両親もまた、少しずつ年老いている。親はぼくら兄弟には「自分の人生を送りなさい」と言ってくれている。その願いを叶えるためにも、安心して親を任せられる存在が必要だ。友人からも「親が住むエリアでまごころサポートをお願いできない?」という相談を受けることが増えてきた。
 
 毎日の豊かさを、日本中のシニアに実感してもらうというM21のビジョンを現実にするため、全力でサービスを広げて行く。
 

ここまで読んでくださった人にも、そうでない人にも、
素晴らしい今日がありますように。
ありがとうございました。
続きます。

その6 僕と、コンシェルジュ

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