僕の人生の旅路と、共に歩む仲間を探しに4.僕の決心
僕の決心
「文句があるならやめろ!」
尊敬していた方からの忘れられない一言は、怒りよりも、悲しみや喪失が大きかった。僕はこの会社が本当に大好きで、なんとかしたいと思っていた。でもこの言葉でやっと、僕はワクチンではなくウイルスなのだと実感できたし、次のチャレンジに進む決意が生まれた。今は、心から感謝している。
人生は、決して後戻りのできない不可逆な一方通行。だからこそ、ほかの誰のものでもない自分だけの一本道になるのだと思う。ひとつの旅を終えるにあたり、沢山の激励を頂いた。同じだけの冷ややかな視線もあった。それでも、今こうして新しいチャレンジを始める自分は、そうできない方々の想いも、勝手に背負っていきたい。
(記者として過ごした夏の甲子園100回大会。決勝戦後の虹は奇跡のようだった)
二度とできないと思った仕事も、くだらない飲み会も、衝突も、歓喜や涙も、その全てに意味があったのだと、今そう思う。陰に陽に気にかけてくださる方々のためにも、これからより、ワクワクする日々を過ごしていく。
大企業で過ごした最初の旅はこれにて終わり。一期一会で出会った皆様、これからも引き続きどうぞ、宜しくお願いいたします。
(新聞読者や販売店スタッフさんからの手紙は、今でも大切な宝ものだ)
ここまで読んでくださった人にも、そうでない人にも、
素晴らしい今日がありますように。
ありがとうございました。
続きます。
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