初級｜ひらがなをマスターする

日本語の文章で最も使用頻度が高いのがひらがなで、その割合は70％以上と言われています。

なので、美文字を目指す場合、ひらがなは必須です。

整った「ひらがな」書けていますか？

４６個しかないのでマスターしましょう！
美文字を目指すとき、迷ったり、続かない方はひらがなをマスターしてください。
教材に迷ったら、小学生の書写の教科書をお勧めします。（字にクセがないです。フリマアプリ等でも購入できます）

お手本のなぞり書きやそっくりに模写する練習も良いのですが、必ず頭で考えて理解しながら練習してください。

・字の外形
・中心（十字線の入ったひらがな一覧表を参考にする）
・線の角度
・空間（例えば「あ」は最終画の右側の空間が広くなります）
・止め・ハネ・はらい・結び・曲線

など。

ひらがなは画数も少なく数に限りがあります。
これくらいは挫折せずに頑張りましょう。

「子どもじゃあるまいし。」「ひらがなくらい書けるし。」
と、高度なペン字練習帳にいきなり手を出してはいけませんよ。

ペン字練習帳に書かれてるお手本の字は、沢山の美文字要素が詰まっている上、その先生の字です。（字は人なり。世の中に全く同じ字を書く人はいません。）
いきなり全てを習得しようとしても初級の方には難しく、だから挫折するのです。

ひらがなをマスターしたら、カタカナと漢数字もマスターしましょう。
これで、漢字を書くための基本点画や線の引き方は結構身についています。

ここまで頑張れると、自分に合った字の練習法や次にやるべきことも徐々に見えてきます。
ペン字練習帳に手を出すのはここからです。

自分が好きだと思う字、書きたいと思う字を探してみてください。