子どもの自己肯定感を高める、私のやりかた
こんばんは!鈴木敬です。
いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
「受け身だった生徒さんたちが、最近、自分の考えを言うようになってきました!」
とは、今日レッスンにいらした、兵庫県のE先生。
いや〜、素晴らしいですね!
日本人は、子どもだけじゃなく、大人にも
「受け身」「指示待ち」
の人が多いことで知られています。
要は、自分の意見が、なかなか言えないんです。
「謙譲の美徳」「秘すれば花」
と言えば素晴らしいのですが、ともすれば「自己否定」「他人の言いなり」に陥りがちな人種なのです。
では、そうならないためには、どうすれば良いのでしょうか?
ズバリ、「自己肯定感を高める」です!
日本人は、特に自己肯定感が低いとの、データがあります。きっと「自己否定」が、そうさせているのでしょう。
さて、子どもの自己肯定感を高める方法については、たくさんの書籍で紹介されていますが・・・
今日は、私の方法をお伝えします。
それは・・・
「子どもを、大人扱いする」
です。
たとえば、私は「〇〇さん、よく弾けたね〜」とは、言いません。それでは、〇〇さんに失礼だから(笑)
「〇〇さん、聴かせてくれてありがとう。さて次は、どうしたいですか?」
と言います。
この言葉の裏には、
「〇〇さんだから、上手く弾けて当然」
っていう、暗黙のメッセージが、隠されているのです。
〇〇さんは、すごい人。できて当然だから、褒めないんです(笑)
意外ですよね?褒めないんですよ。
褒めないほうが、自己肯定感が高まることが、あるんです。
あと、「〇〇ちゃん」ではなくて「〇〇さん」。
そして、なるだけ(よそよそしくない程度に)敬語を使い、相手を尊重します。
すると、
(自分は立派な人間なんだ。子どもっぽいことをやっていたら、恥ずかしいな・・・)
という、自尊感情が芽生えます。
さて、これは私がやっている方法ですが、他にも、いろんな方法があります。
たとえば、今日読んだ、この本。
自己肯定感を高めたい人にオススメですよ!
○「自己肯定感の教科書」(中島輝著、SB Creative)
オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp