「いいね!」と「ありがとう」の圧倒的な差

こんばんは!

最近、いろいろなジャンルの方から、ご相談をいただきます。


「フェイスブックでイベントを立てたら、いいね!が100以上、つきました。でも、来てくれた人はたったの2名。なんなんでしょうね〜あの、いいね!って」


なるほどね〜。

ご相談いただいたのは、女性のセラピスト、Aさん。

保険会社に勤められていたけど、独立してカラーセラピーを始めました。


そこに音楽を取り入れたい、とかで、私がアドバイスさせていただいていました。


そして、初のイベントを開いたら、来客者が先ほどの2名を入れて3名だった、ということです。

もっと、来客者を増やすにはどうしたらいいでしょうか?

もっともっと、SNSを活発にやったほうがいいですか?

というご質問です。


私は、このようなご相談をたびたび受けるのですが、決まって言うことは、

”「共感」と「行動変容」は、大きく違う”

です。


世の中、共感で人は動く、と思われています。

たしかに「いいね!」をポチッと押すまでは「共感」です。

「それ、いいよね」と思うから、いいね!を押すのでしょう。


でもそこから、実際に行動を起こす、上の例でいえば会場に足を運ぶまでには、大きな「カベ」が、あるんです。


ここを誤解している人、「いいね!」が押されれば行動を起こしてくれる、と思っている人が、多いんじゃないかな?

だから、SNSをもっと使おう!ネット上でバズらせよう!みたいな論調が優位になっているんだと思います。


でも、私は実感として、SNSが直接、集客に結びつくとは思っていません(補助的手段には、なりますが・・・)


大事なことは、目の前の、たった1人の方に「ありがとう」って、言っていただくこと。

それに尽きるんじゃないかな?


例を挙げてみます。

不登校で、自信をなくした子がいました。

その子は、私の教室に、ピアノを習いに来てくださいました。

数ヶ月のち、やっと1曲弾けるようになりました。たどたどしいけど、それが自信になり、学校へ行けるようになりました。


その学校の生徒さんが、私の教室に、たくさんいらしていただきました。


私は、そんなに教室の宣伝をしていませんし、SNSも、気分でテキトーにやってます(笑)

その代わり、たった一人の「ありがとう」には、こだわっています。


極端な話、いいね!はゼロでもいい。

その代わり「ありがとう」をつくりたい、と思っているんです。


・・・っていうお話を、Aさんにさせていただきました。



「共感」と「行動変容」の違いについては、また、別の機会に書きたいと思います!


先日は、こんなイベントを開かせていただきました↓











オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp