やらせなければ、自分から「やる」〜こどもにまかせる教育#2
こんばんは!
僕は、音楽教室をいくつか経営させていただいているんですが、たまに、こんなご質問をいただきます。
「見守る、指図しない、っていうのを大事にされているみたいですね。それは素晴らしいって思いますが、ホントにそれで、こどもは、やるんですか?」
あ、ここでの「やるんですか?」=「ピアノ弾くんですか?」っていう意味ですね。
実は・・・誤解を恐れずに、言いますね。
「べつに弾いても、弾かなくてもいい」
って、思ってるんですよ、ぶっちゃけ(笑)
たとえば、僕が教えている教室でいうと、レッスンが始まると、みんないろんなことをやり始めます。
真剣にピアノを弾き始める子。
突然、習っている曲のイメージを絵に描く子。
音符を書くのに熱中する子。
突然、机の下から現れる子(笑)
みんなイロイロですが(笑)それぞれのやり方でピアノを楽しんで、帰っていきます。
だから、そもそも「真面目にやらなくて困る」状況なんて、ありません。
もし「真面目に弾きなさい!」オーラが先生から出ていたら、生徒さんは反発するでしょう。「なんで、人から強制されなきゃいけないの!」って。
でも、何にも言わないで見守っていたら、こうなります。
「そろそろ弾きたくなってきたな。せっかく練習したし・・・ね、先生、聴いて聴いて!」
「やりなさい!」っていう「圧」を取り去ること。
そうすれば、本当の自発性=「やりたい気持ち」が、心の奥からムクムクと湧いてくるんです!
そういう体験をさせてあげることが、そもそも、教育の目的だと思うんだけどなあ。
これから教育って、だんだんそうなっていくと予想しています😊
オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp