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Vol.27 攻撃によって得られるものは?

皆様、今日もお立ち寄りありがとうございます😊

なぜ人は他者攻撃をしてしまうのか

とあるラジオ番組を聞いていて思ったことを書いていきたいなぁと思います。

ちなみに、記事の元となるラジオコンテンツはこちらの2つです。

荻上チキ・Session-22 【特集】相互監視、私的制裁、嫌がらせ… 「自粛警察」の行き過ぎを防ぐには何が必要か? 辻田真佐憲×明戸隆浩×田野大輔×荻上チキ https://nhsw9.app.goo.gl/C3hd #ラジオクラウド #TBSラジオ #荻上チキ
文化放送サキドリ!|日本人と日本政府のダメさ & 誰が生き残るか?
番組開始後01:10:47〜01:18:11「オピニオン」コーナー http://www.miyadai.com/index.php?itemid=1096
#宮台真司 #文化放送

こちらの内容を端的にまとめますと、
「新型コロナウィルスを契機として、自己の心理的安心を得るために、他者への攻撃性が増している人が増えている(特にSNS上匿名で)。そうならないためにはどうすれば良いか?」を考えるコンテンツとなっています。

さて、なぜ他者への攻撃が増しているのでしょうか...

自粛警察なんて言葉があるほど、
・自粛していない人を見たら、誰彼構わずに叩く(過剰反応)
・政府の言うことを僅かでも破れば、その人を非国民とみなす(法の奴隷)
など、自己防衛のため、もしくは自身の正義感を満たしたいがために、相互監視や他者攻撃に精を出す人が増えているのかなぁと感じます。

ちなみに、以下の3つの欠如
・他人への信頼感の欠如
・居場所の欠如
・安心感の欠如

が重なりますと、「孤独」を感じる原因となり、自分への重要感(セルフコンパッション)を感じづらくなります。

そのため、手っ取り早く、
自分に(見せかけの)重要感を持たせるために、
自分の有能性を示すために、
他者への「攻撃」を始めます。

・(行き過ぎた)正義を振りかざす自分
・他者を粛清する自分
・皆と一緒になって有名人を叩く自分

そのようにして見せかけの重要感(本当は優越感)を得ては、消失し、また攻撃し、、、その繰り返しです。結果的に、攻撃によって得られるものは一時の優越感と、その後に訪れる不安です。

上記した負のループから抜け出すためには、まずは「他者との違いを知って、異なる価値観を受け入れようとすること」が必要になります。

それを積み重ねて、
・貢献感(私は他者の役に立てる)
・所属感(居場所を作る)
・信頼感(仲間を持つ)
・自己受容(自分を認める)

を育み、「個人は全体の一部であり、個人は全体と共に生きている」感覚を養っていければ良いのかなと思います。

そして、最終的なゴールとして「みんな違ってみんな良い。自分も他人も認め、得意を生かし、苦手はカバーし合える仲間や家族を作ること」の到達を目指すほうが、これからの時代、本当に必要かつ重要になってくるんだろうなと思っております。

人を傷つけるのも、人から傷つけられるのも、この世からなくなったら良いなと思った次第です。

今日もご覧いただきありがとうございます😊

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