Vol.17 大きな言葉の使い方 〜ビッグワードを予防する〜
本日もお越しいただき本当にありがとうございます!
緊急事態宣言の全国的延長がほぼ確定となりましたね。皆様、息は詰まっていませんか?
さて、今回は「大きな言葉」について書かせていただきます。
今回の🦠に関連した政府の対応を見ながら、
「人の振り見て我が振り直せ」と強く感じることがあります。
●大きな言葉とは?
まずは、こちらをご覧ください。
「迅速に」
「誠心誠意」
「間髪入れず」
「笑顔を取り戻す」
「これまでにない発想で」
ここ最近、よく聞く言葉ですね。
予めにはなりますが、これらの言葉自体が悪いと述べる訳ではありません。
私も使っているのではないかと思います😅
●大きな言葉の何が問題?
問題は、抽象的で、色々な解釈を生んでしまうような言葉(=大きな言葉、ビッグワード)を多用することです。
・大きな言葉でそれっぽいことを伝えておく、
・具体的な部分については触れないでおく、
このような対応をしたくなる気持ちは分かります...
不透明感が続くと尚更です。
時には、大きな言葉が相手にとって勇気や期待を与える場合もあります。
しかし、大抵の場合には、
「実際何するの?」
「具体的には?」
「だから何?」
などと思わせ、余計な不安を与えてしまう可能性が大きく逆効果です。
特に、仕事やビジネスの場では往々にしてビッグワードの横行が起こりやすいですね。
例えば、
「〇〇さん、これ、できるだけ早く仕上げといて/検討しといて」
けっこう言いがち・言われがちなフレーズなのではと思います。
この指示を受けた方はきっと、
・できるだけ早くとは???
・仕上げるとはどの程度に???
・検討するとは???
といった「?マーク」で頭の中がいっぱいになり、誤解や勘違いの連鎖が起きます。
そして、言っている側は無意識なことが多いんですよね😅(反省....)
●大きな言葉への警戒度を高める
こういった事態を防ぐために、日頃から「大きな言葉への警戒度」を高めておく必要があると考えております。
具体的には、
・伝える内容は、できるだけ定量化
・5w1hを意識して指示・提案・報連相
・言葉の定義が間で一致しているかを擦り合わせる
・子どもに説明するように話してみる
・分かったふりをしていないかを自問する
といった方法を取ること。
それによりなるべく、ビッグワードを避けられればと考えております。
(もちろん、出てしまう時は出てしまいますが...)
●さいごに
大きな言葉の使い方に気をつけながら、次を目指していきたいですね♪
相手の立場に立って
相手に伝わるような対話を図って
両者共が心地良いコミュニケーション
最後、ビッグワードでまとめてしまいました...😅笑
本日もご覧いただき本当にありがとうございます😊
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