前向きな言葉だけでは、人は前向きになれない。
ご覧いただきありがとうございます♪
鈴木です。教育関係の仕事に就きながら、日常の中で感じたことを中心に、ゆったりまったりマイペースに、note更新しております。
さて今日は「前向きな言葉」について綴っていきたいなと思います。
「頑張って!」と言われて、違和感を覚えたことはありませんか?
もちろん、「全くない!嬉しいし、頑張れる!」といった方もいらっしゃるかもしれません。「あの人に『頑張って!』と言われたら、すごい頑張れるんだよね」といったケースもあるかもしれません。
一方、「あるある…」と思われた方も多いのではないかなと感じます。「いやいや、んなこと言われても…」とか、「頑張ってるし…」とか。
不思議ですよね。
前向きな言葉であるはずの「頑張って!」
なのに、受け取り方に差があること。
(私も、他の方へ「頑張って!」と伝えて、感謝されたこともあれば、逆上されたこともあります…。)
さて、ここまで、「頑張って」を引き合いに出しましたが、前向きな言葉全般に、同様なことが言えるかもしれません。
その差はどこからくるのか。
個人的には、
相手のことをどのくらい理解しているか
理解しようとしているか
ここにあるのかもと思っております。
「あ、この人自分のこと分かってくれようとしているな」「受け容れようとしてくれているな」と思える相手の言葉ほど、響くし届く。
逆に、自分のことを理解していない相手に何かを言われても正直ピンと来ません。
だらかこそ、まずは【受容】から始めることが大切かもしれません。
また、【斟酌(しんしゃく)】という言葉があります。元はお酒や水を汲み分ける意味で、そこから相手の心情や置かれている状況を汲み取るといった意味で使われるようにもなりました。
大変な状況で「いっぱいいっぱい…」となっている時に、どれだけ前向きな言葉を言われても心に入ってきにくいですよね…。
その時には、【斟酌】の出番です。
落ち込んでいる相手に、いきなり「大丈夫だよ!」と言わずに(もちろん関係性によっては、その言葉が響く場合もあることは付け加えながら)、
「そうだったんだ。それは悲しかったね」と受容し、「何があったの?」と斟酌し、「そんなことがあったんだ…」と寄り添う。
前向きな言葉をかける前に、受容や斟酌を意識すると、よりお相手に届くかもしれませんね。
まずは相手を理解する(受容、斟酌)
↓
その上での言葉かけ
今日もご覧いただきありがとうございました♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?