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日本に外国人を受入れるということ

2023年が明けました。
今日の成人の日にあたり、日本の社会問題に触れたいと思います。

アフターコロナにおいて日本経済は「人手不足」が最大の課題という日本経済新聞のニュースも報じられました。

また国際的な人の往来も再開し、インバウンド需要の再開も期待しておりますが、こちらも人手不足が足かせになっているニュースも合わせて報じられております。

その中で今後10年で多くの外国人労働者が日本に来ることは歴然とした事実である。JICAの昨年公表の調査においても、現在約180万人いる外国人労働者に関して、2030年までの外国人労働需要量「419万人」、2040年までの外国人労働需要量「674万人」という驚愕の試算結果と出したことは記憶に新しいです。

その中で、今後我が国の外国人労働者受入れに関しては、日本に来る相手国側のニーズや国際的グローバルスタンダードにから、より定住化や家族帯同を付加した形での受入れにならざるえないことが予想されます。

特定技能2号の整備もその1つです。

その中で、外国人労働者の受入れ施策のみが議論に上がっておりますが、最も我が国がしっかり議論し施策を整える必要があるのが、その外国人労働者たちの人生、家族を迎え入れる体制づくりになります。

現在我が国の教育課程において、中学校までが義務教育になっておりますが、そこには外国人の親御さんの間に生まれた子供たちの学習体制が整っておらず、中学校卒業後の高校の進学においては、義務教育ではないことが故に、「外国人枠」というジェンダー的な表現で、かつ公立高校の73%がその枠が「なし」という結果になっております。

それ故に、中学校を卒業してから進学しない外国人の子の割合が日本人の10倍以上という状況になっております。

日本が今後多くの外国人労働者を受入れ、その外国人たちとの真の共生社会を目指していく上では、このような地域行政下における外国人たちの受入れ体制を整えることは急務です。

私も外国人労働者受入れ業界に生きて18年経過しており、このような社会問題に貢献できていないことを恥じ、今日の良き成人の日においても、約300万にいる在留外国人においても本日に成人の日を迎えた若き素晴らしい人財がいることを意識し、このような問題にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

最後にとても微笑ましい動画を皆様にシェアさせて終わりたいと思います。

生まれた国も宗教もバラバラな大親友3人の休日に密着し「友達づきあいの極意5か条」をちょっぴり拝見。笑いあり、涙ありのショートドキュメンタリー!


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