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トヨタもついにNACS採用を表明

ついに北米トヨタもNACS採用を決め、他社と同様に2025年の新車EVからNACSプラグを標準搭載し、CCS転換アダプタの提供も行うとのことです。
日系OEMではHonda/日産に次ぐ採用で、北米における急速充電の標準規格はNACSでほぼ確定となります。
これにより、SC含めたNACSのインフラ基盤が拡充される可能性が高くなります。

1;トヨタのNACS採用

 19日、トヨタは北米の現法がNACS採用に関してTeslaと合意したと発表。2025年から投入するSUV等のToyota/LexusブランドのEVの一部でNACSの標準搭載を決めた
 声明でToyotaは[電動パワートレインに豊富な選択肢を提供する車両電動化戦略に沿って、当社顧客は北米全域でTesla/SCを便利に利用できるようになる]と述べている。NACSプラグは25年から特定のEVに搭載され、既存のCCSプラグ搭載車は同年にアダプタを介してTeslaのSCにアクセスが出来るようになる
 対象EVは明言せずだが、佐藤CEOのもとでEV/LiB生産を拡大すべくの資源投下は進んでいる。先行事業者に匹敵する製造技術/高出力のLiB/2026年までのBEVモデル上市(10車種)等を計画、bZ4xの不調を挽回する計画
 広報担当は従来のJ1772プラグを使っているPHVで採用するかは明言を避け、普通充電への対応は不明確

2;他社の動き

 本年初めのFordでのNACS採用を皮切りに、GM / Merceds / Hyundai / Kia / BMWなどが採用を表明。日系でもHonda/Nissanが既に使用を表明。CCS互換/標準搭載の動きは、25年以降の新車から実施されるが、トヨタでも他社の動きと連動した対応となる
 ChargePoint/Electrify Americaといった充電サービスプロバイダでもNACS採用が進んでいる

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