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MAN(商用車)とABBがMW充電に関して研究/開発協力を発表

欧州商用車大手のMANと充電器サプライヤのABBがMW急速充電に関して研究開発分野で協力すると発表しました。
電動化率の向上に不可欠な商用車の電動化、まずは欧州においてトレンドを作る大きな取組になろうかと思われます。

1;MANとABBの研究協力

 MANとABB E-Mobility(ABB-EM)はMW充電なのでの研究開発/製造で協業する契約を交わしたとリリース。MW充電ステーションの開発/新型EVとの統合/EVトラック用SW等の分野での独占協業で、欧州でのトラックの電動化という課題に対処することを目的とする
 MANは欧州の商用車OEM大手で年間売上高で110億ユーロを超え、旅客/貨物の双方目的に加え様々な動力源のモビリティ開発を行う。製品ポートフォリオには、[バン/トラック/バス]x[ディーゼル/エンジン/電動]x[旅客輸送/貨物輸送]など多彩な顔触れで、EVにはここ最近注力。23/10にはTGX/TGSのEV版を販売
 AMBB-EMはEVを含む様々な用途の充電器の製造販売を手掛けるグローバルサプライヤー。これまでに100万台以上の充電器を85以上の市場で販売(その中には50,000台以上の急速充電器を含む)

2;本件についての両者コメント

-MANの副社長-
[研究開発分野での協力は珍しいが、商用車業界の特別要件に焦点を当てて製品/規格の開発に着手している]
-ABB-EMの上級副社長-
[商用車の特別要件には"高性能充電","高信頼性の充電技術","消費者の信頼"などがあるが、乗り越えることが成功への条件ともいえる]
[製品の初期段階からMANと協力して顧客ニーズに適切に応えることが可能で、2025年までに要件を満たす製品を販売したい]

3;その他

 今回のメガワット充電システム(MCS)は電動セミトラックの商用化/実用に重要だが、汎用性は高く他業界にも展開可能とみる。例えば、キャンピングカー/RV/旅行用大型バスなど

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