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中国でトヨタは完全自動運転EVの販売を予告宣言

中国でトヨタが自動運転EVを来年に発売する予定であると公式SNS/現地報道が伝えています。
広汽トヨタによるものでトヨタ/Huawei/Momentaの3社協業で実行し、先行するTesla/BYDに追いつくとしています。自動運転に関しては環境が最高に整備されている中国、ここでの受容は今後の世界戦略にも影響しそうです。

1;広汽トヨタによる自動運転EVの発売予定

 6/28に中国におけるトヨタ合弁;広汽トヨタ(トヨタ/GAGの合弁)が2025年に完全自動運転EVを発売するとSNSで発表。TeslaのSDVに近しい自動運転機能を搭載するEVを想定し、先行するTesla/XPeng/BYD/NIOなどとの距離を詰める
 対象となる車両モデルは[Bozhi 3X-SUV]で、道路運転/障害回避/駐車などの高度な運転支援機能が可能とのこと
 ADAS技術は、自動運転新興;Momenta(北京)との提携の産物で、トヨタは本体出資で同社のSeries-Cに参加している。当該技術は、Momenta/Huaweiが夫々ソフト/ハードを提供して3社が協力して統合する方式をとる

2;最近の中国でのトヨタ

 24/01-04で中国での自動車販売が昨対22%減となったことを受けて、リブランディングを目指して動いている。[目新しさ][競争力の高さ]を背景とするブランド構築を目指す
 広汽トヨタはbZ3Xに技術適用すべくHuaweiと協力関係を構築している(bZ3XはbZ4Xの航続ラインナップ)
 加えて、27年までにリン酸鉄リチウム電池をリリースすると明らかにしており、実現すれば生産コストが40%削減。充電網に関しては日本で、Lexus専用だった充電ステーションを他社EVにも開放すると表明している

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