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EVgoが設備/サービスを大規模アプデ

米国の充電NW大手であるEVgoがReNewプログラムを通じて設備/サービスに関してアプデを実施しました。
急速充電の拡大や顧客体験高度化がメインの部分ですが、GM/Hondaと多くのOEMが提携を発表しており、注視が必要かと。

1;EVgoによるアップデート

 米国最大級の急速充電NWを運営するEVgoは、ReNew-Programme通じてNW強化をリリース。EV充電業界の潜在的な問題(信頼性の欠如)に対処し、より一貫した顧客体験を提供するためのアップデートで以下を含む
1;レジリエンスの達成
 ‐2023年の上半期で120台以上の充電器をアップグレード
 -95%のステーションに350kWの急速充電器を導入、ステーションの規模も拡大
 ‐Autocharge+を拡張、8つの新しいEVモデルを追加
2;予防と診断の取り組み
 -1,500台以上の年次メンテナンス/診断を行い、不具合予測への診断ツールの導入
 -14のEVモデルでの相互運用テストを実施。
3;迅速な対応と分析
 -過去1年間の平均修理時間が半減
 -高度な在庫管理システム導入
4;継続的な顧客サービスの強化
 -顧客サポートへの24/365のEVgo Charging Crewを拡大
 -実際の顧客の充電シナリオを想定するEVgo Roadrunnersプログラムを導入

2;EVgoについて

 北米の[60の大都市圏][30州]に約900か所の急速充電拠点を持つ、急速充電NW大手の一角を占める。GMから出資を受けており共同PJを通じて全米に充電ステーションを設置、現時点で1,000を超える。近い将来に多くのNACS充電コネクタが追加される予定
 最近は連邦政府/州政府の補助金や規制緩和を受けて事業規模を急拡大。急速充電器の設置拡大;ほぼすべてのステーションに配備。ステーションの規模拡大;全サイトの95%には少なくとも4つの給電口が備わる(40%は6つの給電口)
 23年末までにOne&Done(最初の試行で充電セッションを正常に開始すること)の成功率を95%以上達成するという内部目標を掲げており、顧客体験の向上を図る

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