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コロナが隣り合わせの世界で

 GW(=Stay home期間)は積読解消/アニメ/薪の研究/バルコニーのキャンプ場化などなどに勤しんでいるわけですが、After/withコロナな時代/について色々考えてみましたので整理含めてお披露目を。
 VUCAっていうよりかは完全にカオスである中、一定の仮説を持ってVisionを作り上げていくことが重要ですなあ。それにあたっては自社/自分の持つコアバリュー(揺らがないモノ/コト)を見極めてしなやかに対応していかねば…日本の老舗の経営方法とかは参考になりそうだと思いました。
 *こういう考える時間が取れるのも最前線で戦っている医療従事者/関係者がいるからこそ。全ての医療/物流をはじめとするエッセンシャルワーカーに感謝をささげます。

<1>経済活動の変革
・個人個人の資質が明確に問われる時代が到来するのは確実だと思われ。
・この時代に重要になるのが[自身の存在意義(ヒトとしてのビジョン)][為してきたことの証明]。
 └ビジョン;社会への価値提供の意味合いで、組織/属性を問わない働き方が主流になる可能性
  (個人的には「百姓」に戻るのかなと…百姓は「百」の「姓(シゴト)」を持つヒトって意味。)
 └証明;相互評価のオープン化前提での情報銀行等の仕組みが必要に
  (Blockchainは当該証明の安全性やポータビリティを担保する機能として)

<2>新型コロナについて
■全体感■
・新型コロナで、「(これまでの)当たり前」が崩壊して「新しい日常」へ(With Corona)。
 └これまでは偶々偶然の状況が長く続いただけ…。
・新しい日常では恐らく下記ポイントが重要となると考えられるところ、例えばTelco企業の
通信/端末は下記認識。
 └通信;通信量が飛躍的に伸びる中でインフラとしての重要性が今以上に高まる。
 └端末;ライフスタイルがOMO化する中でよりストレスのない端末/デバイスが求められる

■今後の世界で重要なポイント■
[A]エビデンス追跡
・コロナ罹患者の追跡が死活的に重要となり、ヒトのID管理が社会的に受容される可能性が高い
 └個人の行動の自由や匿名性の確保は一定必要だが、データ保管の上でリスク勘案でトレースできるようにしておく仕組み構築(情報銀行など)
・産業レベルでも資源の在庫量/必要量の可視化を通じたSCMの効率化が求められる状況
 └今回のマスク/ティッシュの騒動を鑑みると進展する可能性高い。
 └台湾ではマスクの国家管理(生産/配布)を行い、必要に応じた配布を実行
[B]柔軟性
・不確実性の高い世界ではビジネスのリスク分散が必要となり、より流動性の高い事業構造へシフトする
 └飲食では複数事業者で店舗共有したりポップアップ形態での展開が
 └製造業はより柔軟なSC構築が進む(工場レベルでもラインの容易な組み換えが求められる)
 └商業施設でも、すぐに用途を切り替えできる機能が要請される(ホテル;娯楽⇔医療)
・ライフスタイルでも、特定地域に定住することがリスクに…
 └他拠点分散型生活を推進することでリスク分散する必要がある
[C]OnとOffの融合
・テレワークの定常化で小売りだけでなくライフスタイル全てでOMOが促進
 └仕事;ONではVR/ARの導入が進み、OFFは右脳的な「発想/閃き/癒し」を促すような場所へ
  (オフィスレイアウトは会議室中心/ビデオ会議しやすい個人ブースがメインに??)
 └エンタメ;動画配信は特需レベルの活況,リアル体験(劇場/ライブ等)はOnでのビジネス構築へ
(Onでのチケット購入/投げ銭システム/無観客でも整理するようなビジネスモデル)
[D]多様性
・単一構造は効率性は高いが、危機に弱いため、社会の継続性を担保するには多様性が求められる
 └オープン構造であれば危機時に対応が可能(日本の老舗なんかは特に参考に)
 └市場での淘汰から、相互扶助/相互支援といった枠組みが重要になる

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