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2022年のマイベスト短歌

気がつけば、未曾有のウイルスと人類の戦いが始まってから3年の月日が経ちました。

完全在宅ワークで1日のうち23時間を自宅で過ごす生活にも慣れ、自分らしい生活サイクルの回し方や、仕事の進め方が板についてきました。
そんな中で、今年は初めて映像作品の監督を務めたり、三越伊勢丹グループのキャッチコピーを担当したりと、街中に自分の短歌が溶け込んで存在する光景に立ち会うことができた非常に充実した1年となりました。

今回は、2022年に詠った短歌の中から、マイベスト短歌5首を選びました。
背景の画像は、先日歩道橋の上から撮影したマジックアワー。
来年もみなさんにとって幸福な1年になりますように。

向側のホームに君がいるようなつもりでいつも背筋を伸ばす

さっきまで抱き合っていた時間より長い映画をいっしょに観よう

君がいて色づく世界、幸せになるのが少し怖いと思う

あざやかな色に染まった言の葉をあなたのもとへ届けに行こう

もう少し早く出逢っていたのなら君を不幸せにできたのに


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