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HSP気質、ACちっく?の私が結婚式をしました。死にたいと思っていた10代の頃の私に教えてあげたい。

何週間か前に結婚式をしました。

私達夫婦は結婚3年目ですが、コロナがあってなかなか結婚式という雰囲気ではなかったため、やっと緩和してきたねというタイミングで式場見学に行き、そこからはあっとゆう間。

色々大変だった準備も嘘のように、ぱあーっとふわーっと1日が過ぎて終わって、難ありな私がこんなにハッピーな顔できるのねと不思議なくらい夢のような1日でした。
結婚式ハイで終わらないように残したくて書いています。

もともとは、結婚式なんて…私が幸せな顔をして立っていても誰も喜ばないし…自分のためにたくさんの人をお呼びするなんて迷惑な事できない…って本気で思っていて。
自己的過ぎるのもあるけど自信がなさ過ぎて(消えてしまいたいって思うくらいだから)結婚したとしても結婚式なんてぜったいにしない!って心に決めていました。

友達の結婚式に参列した時や、結婚式やるならこうしてああして…なんてキラキラ語っている友達に、ちょっとした違和感を感じていたくらい。そもそも結婚式ってなんでやるの?自己満じゃない?とか思っちゃうくらい、ひねくれモード全開の時もありました。恥ずかしい。

当日も、やっぱり自分に自信が無くて、朝からもうじうじして、直前までそわそわ、もう無理だ、もう終わりだ、結婚式なんてできない…って泣き言たれて夫を困らせる始末。

そして、いざ結婚式が終わってみると、やって良かったなと、定型文だけどそんなあたたかい気持ちになりました。

家族とゲストの嬉しそうな顔、楽しんでいる様子、涙を流す姿。
夫の恥ずかしそうな笑顔。

一つ一つにありがとうって思って、なんて幸せなんだろう、なんて恵まれているんだろうってじんわりして、終わった後3日間は思い出し泣きしてました。

おめでとう、良い式だった、きれいだったってみんなが伝えてくれて、写真や動画をたくさん送ってくれて。
私なんでみんな居なくなればいいのにって思ってたんだろう…。
誰も信用できなくて、自分も信用できないあのツラい日々が嘘みたい。

10代の頃、学校の友達と比べて自分の環境を呪ったり、友達を妬む気持ちさえあって、みんな「ずるい」って思ってた。なんでそんなに笑えるの?楽しそうにできるの?気を遣わないの?って。

20代の頃、当たり前に社会人になる友達と自分を比べて卑下してた。自分は底辺の人間だ。社会のくずだ。当たり前のようには幸せになれない。屋根がある所に住めるだけで十分、それ以上を望む事すらできない人間。

30代になっても、夫や会社の人達と自分を比べて、結局何をどうしたってダメな人間はダメなまま。誰も私を必要としてないし、むしろ荷物になってる。なんでもかんでも周りのせい、自分のせい。

過去の事を点々と思い出しては、目の前の幸せが信じられなくて気が遠くなってくらくらした。私の人生ここで終わりなのかなって感じるくらい。私の人生には無い事すぎてもう怖いって思いながら皆さんの前に立つ私。

本当に、全てがありがたい。

準備はもう大変で、ゲストに楽しんでもらいたいと頑張って考えて考えすぎて過去一の夫婦喧嘩までして、もう無理って夫に泣きついたり、カウンセリングでも自信ないってわあわあ言ったり、たくさん迷惑かけて悩んで行動した。

相変わらず、考えを伝えるのが下手でプランナーさんや式場のスタッフさんにたくさん迷惑をかけたけど、親身になって寄り添ってくださって、最後の最後で「助けて」が言えて結果オーライ。

夫とは相変わらず結婚式の次の日には喧嘩して、おじいちゃん家に逃げたりもしたけど、結婚式の色々を2人で乗り越えて少しずつ思っている事を正確に伝えられるようになってきたかもしれない。伝えるタイミングが最悪だけど。(また違う記事で反省点をまとめたい。)


恥ずかしくて全然素敵に振る舞えなかったし、終始へらへらしてしまったけど、大切な人達と特別な時間を過ごした1日は一生忘れない。

そして、こんな風に理想の結婚式を挙げる事ができたのも、夫のおかげだという事を忘れないようにしたい。
自立心の強い彼とだから、私も依存しすぎず自立したいと思うようになった。
色々できそうに見えて完璧ではない夫だから、私も強く見せなくていいんだって思える。
自分の弱い所を素直にごめんなさいって言える彼だから、そこに甘えてしまう時もたくさんあるけど、自分のどろどろした気持ちも伝えられるしダメな所も見せられる。
私達は未熟だから一緒にいられるんだという事を再認識したイベントだった。


もう始まっているけど、改めてここからスタートする気持ちで、
大切な人達に素直に気持ちを伝えて、思いやって支え合って生きていきたい。





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