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拗らせ20代の国際婚活

先日、ベルギー人彼氏に振られた。付き合って1年、正月にも会いに来てくれた。今月にも三週間日本で一緒に過ごし、9月には私がベルギーへ移住し同棲開始予定だった。彼が日本に来る前日、パリの空港で打ったメールがウッキウキでベッドに入った私に届いた。「宗教や文化、自分のキャリアなどを考えると今ChikaSを迎えられない。別れよう。」と。ショックだった。

一緒に京都旅行をしようと話してたのに。スパやプール、TeamLabやモールに行こうと計画してたのに。何より9月からの同棲を見据え、専門職だった仕事も融通が効くアルバイトに変え、力を入れていたヨガインストラクターも仕事量を大幅にセーブした。週1回語学学校に通い、友人に彼のことを話し、心配する家族にも彼と会うように説得したばかりだった。この1年建てて来た計画と準備が一瞬で崩れた。

まずは向かい合いたいと日本に着いた彼にメールし、彼のいるホテルで今一度話を聞いたが、結果は同じ。「今はchikasを受け入れるだけのエネルギーがない。本来なら文化の違い、家族のこと、家事や仕事などの両立、宗教観など話し合っているべきだが、それをするだけのエネルギーがないんだ」と再度言われた。思い返すと、毎日忙しそうにしている彼に比べ趣味にアルバイトに大船に乗った気分で呑気に暮らしていた私。友人と新たにビジネスを始めようと物件を共同購入したり精力的に動く彼と、現地の大学院に受かったにも関わらず、語学学校からビザの関係で3ヶ月で結婚という短絡的で簡単な道を行こうとした自分。語学学校については、既に海外大学院を卒業していたので、もう一度勉強し直すよりは語学学校で語学力、敷いては現地でのサバイバル力を上げたかったのだ。

考えれば考えるほど彼の成功や器の大きさに依存していた自分が見えて恥ずかしい。彼も、ただ無邪気に呑気に依存する私を錘に感じて「ごめんなさい もう君を愛せません。もう愛さないでください」とNoを出したのだろう。リベンジマッチが欲しくないといえば嘘になるが、彼にバツを付けられた以上、私も前を向いて行かなければならない。彼には感謝の手紙を書いてホテルの受付に預けた。帰り道、幸い涼しい日だったので公園のベンチに座り1時間近くぼーっとしていた。

アルバイト、そして細々と活動しているヨガインストラクターだけが手元に残った今、人生をどう築いていけばいいかと途方に暮れている。1人でも人生を建てていこうと、ここ数週間北欧西欧のワーキングホリデーについて調べていたりする。お金は足りるのか、仕事は得られるのか、ビザの問題は??新たな疑問や不安が湧いてくる。あと数日、数週間ほど必要かもしれないが、心の赴くままに次のステップに踏み出したい。

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バレエ、フィットネスインストラクター|ライフコーチ|欧米での学びを本にします|RYT200|Bowspring yoga修了|マットピラティス講師資格取得|スクールカウンセラー よろしければサポートお願いします! 本制作、イントラ活動に使わせていただきます!