日焼け後の適切なアフターケアは？症状別対処法まとめ
ちゃんと日焼け対策をしたはずなのに、うっかり日焼けしてしまった！という経験はありませんか？赤みや痛みが出てしまうと、シミにならないか、どんな治し方があるのか、気になるかもしれません。
この記事では、日焼けの後にベストな対処法とアフターケアについてお伝えします。おすすめのアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
赤い日焼けのアフターケア
はじめに、日焼けをして肌が赤くなってしまった場合の治し方についてです。
日焼けした肌が赤い、ということは皮膚が炎症を起こしている状態。まずは、できるだけ早く患部を冷やします。冷たいシャワーを浴びたり、冷水で濡らしたタオルや氷水、保冷剤を巻いたタオルなどを使ったりすると効果的です。
外出先ですぐに氷水や保冷剤がない場合でも、手持ちのハンカチを水で濡らしたり、コンビニで冷たい飲み物を買うなどして対処しましょう。いち早く冷やすことで炎症の悪化や広がりをおさえられるので、肌のほてりが引くまで、しっかりと冷やしましょう。
赤い日焼けの場合、その日の入浴は要注意。熱いシャワーや高温のお湯に長時間浸かるのは、炎症を起こした後の肌にはNGです。高温のお湯は肌を乾燥させてしまうため、ぬるめのシャワーをさっと浴びる程度にしましょう。
こすったり、刺激の強い石けんなどを使うのも避けた方がよいでしょう。入浴後はしっかりと肌の保湿を忘れずに。
痛い日焼けの対処法
肌が赤くなってしまう症状に加え、日焼け後にヒリヒリとして痛い場合も、やはりまずはしっかりと患部を冷却し、できるだけ肌の炎症を鎮静化させることが大切です。
痛みがある程度おさまるまで冷やしたら、次に重要なのが肌の保湿です。日焼け後は、皮膚の水分が失われ乾燥した状態なので、いつも以上にしっかりと保湿しましょう。使用するスキンケア用品は低刺激のものがおすすめです。
肌が炎症を起こし敏感になっているので、普段よりもシンプルなスキンケアを心がけましょう。化粧水やフェイスパックを冷蔵庫で冷やしてから使うと、気持ちがよく肌のクールダウンにもなるのでおすすめです。
痛い日焼けのアフターケアは、その後しっかりと紫外線をシャットアウトすることも大切。日焼けをしてしまった後は特に、できるだけ紫外線の強い時間帯の外出は避け、外出のときはUVカット効果の高い日傘や帽子、長袖の羽織ものなどで紫外線をブロックします。日焼け止めはこまめに塗り直すようにしましょう。
曇りや雨の日でも油断は禁物。紫外線は雲を通り抜けるので、天候に関わらず普段から紫外線対策を習慣にするのがベストです。
皮むけ日焼けのアフターケア
日焼けをして時間がたつと、赤みやヒリヒリとした痛みの次に、皮むけの症状が出る場合があります。ポロポロと皮がむけ始めると気になって、特に腕や顔などはつい触ってしまいがちですが、自分で皮をむくのはNGです。
はがれかけている皮の下には新しい皮膚の形成が始まっており、まだ未熟な状態。新しい皮膚も一緒にむけてしまうと、かえって症状が悪化し、治りが遅くなってしまうことがあります。ほとんどの場合、日焼けによる皮むけは自然に治るので、無理に自分で皮をむかないように注意しましょう。
日焼けによる皮むけの場合も、しっかりと保湿することが重要です。いつもよりたっぷりの化粧水で水分を補給し、クリームや乳液などで肌に美容成分を与えて保護します。低刺激性のものを使用しましょう。こすったり、強いパッティングなどで刺激を与えたりしないことがポイントです。
水をたくさん飲んで身体の内側から水分を補給することも有効です。また、皮膚のターンオーバーを促すため、バランスのとれた食事や質のよい睡眠など、規則正しい生活を心がけましょう。必要に応じてビタミンCやビタミンEなどのサプリメントを補助的に摂取し、栄養補給するのもよいでしょう。
かゆい日焼けやぶつぶつが出た場合の治し方
日焼けの症状がひどいと、かゆい場合やぶつぶつが出る場合があります。そんな時も、肝心なのはまずは患部をしっかりと冷やし、保湿すること。それから肌を清潔に保ち、市販の塗り薬などで皮膚を保護するとよいでしょう。ぶつぶつや赤みが気になる場合は、ステロイド入りの市販薬を塗るとよいとされています。
かゆい場合は市販のかゆみ止めの薬を使用するのもよいでしょう。低刺激のものを選び、くれぐれも無理にこすったりかいたりして皮膚を傷付けないようにしましょう！
これらのセルフケアは、あくまでも日焼け後の症状が比較的軽い場合の対処法。しばらく様子を見て、赤みや痛み、ぶつぶつなどの症状がなかなか改善しない場合や、炎症の範囲が広がる場合は、すみやかに皮膚科を受診することをおすすめします。
ただの日焼けと思っていても、「日光過敏症」など医療機関での治療が必要な場合もあります。適切な診察を受け、処方される薬を使用するとより安心です。患部の写真を取っておいて、受診の際に医師に見せると経過がわかり、診断の助けになるのでおすすめです。
日焼けのアフターケアにおすすめの３アイテム
ここからは、日焼け後の肌におすすめのスキンケアアイテムを3つ紹介します。
①サンヨージャパン ホロホロアフターローション
1,800円(税込)
乾燥した皮膚にうるおいを与え、水分量を整えてくれるローション。3種の植物エキス混合で、肌にキメとハリをもたらしてくれます。しっかりとした保湿力も人気のポイント。爽快感もあるので、日焼け後のほてった肌のクールダウンにぴったりです。
②アイロンス化粧品 アロインス オーデクリーム
1,182円（税込）
美肌成分のアロエエキスが配合された全身用薬用クリーム。Amazonレビューで星4.5を獲得している人気商品です。保湿効果はもちろん、抗炎症効果があり、日焼けで傷ついた肌を鎮めて保護してくれます。薄く伸びてしっとりとした使い心地も人気の理由です。
③KOSE クリアターン ビタCICA マスク
908円（税込）
こちらは化粧水や美容液・乳液などの成分が1つになったオールインワンのフェイスマスク。日焼け後の肌に嬉しいビタミンC誘導体・ビタミンE誘導体・保湿成分が配合されています。無香料・無着色でノンアルコールタイプなのも使いやすく、嬉しいポイントです。
日焼け後はすぐに冷却＆保湿が肝心！
軽い日焼けの場合も、また赤みや痛み、かゆみやぶつぶつが出てしまった場合も、まずはできるだけ速やかに患部を冷やすことが大切です。冷水や保冷剤を使ってしっかりと冷却したら、たっぷりの化粧水で乾燥した肌を保湿して水分を補給しましょう。
日焼け後の皮膚はいつもより敏感なため、低刺激タイプの商品がおすすめです。今回紹介した商品もぜひ使ってみてくださいね。
日焼けの症状は、多くの場合セルフケアと時間の経過で治癒しますが、なかなか改善が見られない場合は医療機関を受診しましょう。
日焼け後の肌トラブルからの回復には、適切な対処に加えて日常的な紫外線対策、そして規則正しい生活スタイルも重要です。外出時には日焼け止めのこまめな塗り直しや帽子・日傘などでのUV対策を習慣化できるとよいですね。
そして、質の良い睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけて、健康な肌を保ちましょう！
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