【詩】黄金と海
Someone’s story 26
【黄金と海】
大型船でも小型船でもない
まるで冒険映画に出てくるような船
大きな洞窟の中を私を乗せた船が進んでいく
船尾に立つ私は
洞窟内の真っ黒な海面をただ眺めていた
しばらくすると
真っ黒な海の下から黄金色の輝きが現れ出した
あまりの美しさに私は目が離せない
ふと私の頬にまばゆい光が差し込んだ
暗い岩の塊だらけの壁面すべてが
目も眩むほどの黄金色の建造物に変わっていた
黄金色の建造物は遥か海の底まで存在し
その黄金が海面を輝かせていたのだった
ただただ美しい世界
そこには伝説のような黄金都市が存在していた
黄金色の洞窟を抜け
大きな海原に出た後も
青い海の下は金色に輝いていた
まるで朝陽を浴びる海のように美しかった
暗い洞窟があるように
光り輝く世界がある
この瞳に映る金色に光る美しい波が
私を励まし共に歩み、導いてくれることを知る
安堵と喜び
私は幸せな気分で目を覚ます
鈴虹色です。
今日は大晦日です。
この3年間、私にとって特にこの1年は内観の年でした。悩み葛藤し、絶望もしながらもがきながら自分と向き合った年でした。そして2023年の最後に思うのは、それすらも有り難いと。
起きたこと全てが、不思議と今は穏やかに、そして平和に感じられています。
全てに感謝、そう気づけたことに感謝、私自身に感謝、関わってくれた人達、大切な人達、出会ってくれた人達、見守ってくれている存在たちに感謝です。
2024年は「愛に生きる」を大切にさらに私自身を愛し、言葉や絵を通じて少しでも活動を増やしていきたいと思っています。
常に不定期更新でも記事を読んでくださる方々にとても感謝しています。本当にありがとうございます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
愛を込めて。
2023年12月31日 鈴虹色