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my umbrella

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古代文字アートで描いた作品を傘にしているシリーズ。 自分だけの、あなただけのオリジナルの傘を制作中。 マガジン my umbrellaでは制作話を発信していきます。
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記事一覧

みどりの雨の中で

みどりの雨の中で

みどりが大好きな彼女。
だから、みどりは絶対取り入れると決めていた。

彼女は、とても温かい人柄で、○△□の中でイメージするなら○な人で、誰に対しても面倒見が良くて、愛を持って接する人でした。

そんな彼女に提案した文字は、孚(はぐくむ)。

孚(はぐくむ)は、

子供に母が手を伸ばす姿を描いた文字。

彼女の温かい手が子供へと伸びていく
子供は嬉しくて綺麗な丸を描くように回っている
そんな情景を

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ピンクの龍とお出かけ

ピンクの龍とお出かけ

雨の日ってなんだか憂鬱で、傘を開くことが厄介だなあ。なんて思う。

雨の日に気分が上がる傘があったらいいなあ。

そんな時にふと思いたって、墨文字と紙の白と黒の世界にいたところから、自分の好きな色を加えて傘用に作品を制作。
そして、仕上げた作品を傘に仕立ててもらい、世界一カワイイ(と私は思ってる)傘を手に入れた。

描いた文字は雨と雲、「雲雨」。
ピンクのドラゴンが、雨雲に入り天に登って行こうとす

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いつでもクリスマス                       私が傘を好きになったストーリー

いつでもクリスマス 私が傘を好きになったストーリー

こっくりした赤と緑で天使の柄が描かれた
なんともメルヘンな傘

この傘は、母が20代の頃に買ったもので、私が大学1年生の時に譲り受けた。
この傘を開くだけでクリスマスになっちゃう…
初めは無理くり持たされて

「派手だし、クリスマスじゃん」

なんて言われて恥ずかしい…

でも不思議なことに、母が今の自分と同じ歳の時に使っていたのかと考えると、20年近い物語が詰まってるのかと思うと愛着が湧いた。

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雨の日、傘のまどあかり

雨の日、傘のまどあかり

自分用に作ったピンクのドラゴンの傘、雲雨を見て主人から俺にも作ってとのことで制作へ。

描いている文字は


(ケイ・あきらか・まどあかり)
当時、まどあかりは洞窟をまどとして捉えていた。
この文字は洞窟に差し込む月の光、日の光を書き起こしたもの。

作品として描いた冏を拡大し一部をプリントし、傘の白く抜けた部分から薄日が差し込むようなイメージで仕上げた。

自分の傘の中に
意図された光が落ちる

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うるわしく漂って

うるわしく漂って

雨の日にイロドリのある世界へ。

古代文字の傘シリーズ、麗についてまだ書けていなかったので、制作話を少し

「麗」は、母と義母に贈るために作り出したもの。
昨年、2人とも癌を患い、私含め健康について考えさせられた一年となった。

人生100年時代
まだまだこれから先も長生きして、一緒に笑っていて欲しい。そう思っていた時に、頭の中で「美」の文字が浮かんだ。

「美」は頭に大きな羽飾りをつけた巫女の姿

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