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アルバム 。

アルバムを開く 。

そこには、無邪気な顔で 笑う 女の子がいる 。

保育園の頃の写真 。

私は、この無邪気な顔に 
会いたくなる 事がある。


この子は、

私は 元来 明るい性格なのだ。
と教えてくれる。


裸足で 木に登り、こちらを向いて
笑っている。

私は、靴が嫌いだった。
裸足で 外を駆け回るのが 
好きだった。

また、ある写真では 友達と
雛人形の前で 並んで座り
私だけ 何故か 大口を開けている。



私には、闇の時期が 一年 存在する。
(正確には、半年だろうか…)
その後の私と 
会っている人は 驚くだろう 。

その時期は 誰も信じれなくなり
人生で 今が一番のどん底なんだ と
思い 、私 が分からなくて
毎日 泣いていた 。


だから、この無邪気さが 消えてしまったようで
戻りたくて仕方がなかった 。




この時期から 
感情のノート を始めた。

一番はじめに、挟んである

誰に 宛てるでもなく 
書いた 私の手紙を 、此処に

綴っておこう 。

     
    お元気ですか? 
  
  私は あなたが 幸せにくらしていると 
  思っています。 
 
  突然ですが、私は ときどき 自分が
  ほんとうにここにいるのか わからなくなる
  ときがあります。
  これは 夢で、私は ここにいないのだと
  思ったこともあります。
  だから そんなときに、誰でもいいから
「あなたはここにいるよ」といってほしく
  なるのです。

   誰もいってくれないのはわかっていても、
   そう思ってしまうときがあるのです。
   だから あなたは、みんなを 見守っていて
   ほしいのです。
   どんなにつらい思いをしている人にも、
   やさしく 笑ってほしいのです。

   苦しい思いをした私は、あたらしく自分を
   だそうと思っても
   また、あんなふうになるんじゃないか 、
   そう思って自分を出せなくなるかも
   しれません。でも、たいせつなのは 自分が
   どこにいるか、自分はどんな人かわかる
    こと だと思います。
 
   あなたの 優しい光で、みんなが幸せになれ
   ると思います。だから、かくれないで 
   ずっと光つづけてください。
   
                                                                          …  

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