【大学サッカー🔥】明治大学vs桐蔭横浜大学の超ハイレベルマッチを現地観戦してきた!!
いやー晴れましたね!!
いつか行ってみたいと思っていました。
明治大学サッカー部のホームである八幡山グラウンド!!
これまで大学サッカーを調査する中で、絶対王者であると結論付けた明治大と、
ジュビロ磐田U-18出身の西澤選手がすっかり正GKとして定着し、ここのところメキメキと力を付けている桐蔭横浜大との一戦ということで、
実はスケジュールが発表された時から目を付けていたのですが・・・
こんなにも快晴に恵まれたとあれば行かないわけにはいきません!!
前回の日体大と早稲田の一戦に続き、わたくし自身2度目の大学サッカー現地観戦になります!!ワクワク。
■激混みの渋谷を経由して、
横浜市から八幡山は車であれば第三京浜を経由して比較的すぐなのですが、
環八の渋滞を考慮して、あるいは久々に京王線でも乗ってみようかという謎の衝動に駆られて電車にて行くことにしました。
横浜市からは渋谷駅→明大前駅を経由し、車で行くよりやや遠回りすることになります。
しかし参りましたね。
パンデミック終わりの渋谷を甘く見ていました。。。激混みです!!
人の多さに気後れしながらも京王井の頭線に乗り換えます。始発の渋谷を発車して次の駅は神泉。
ここがこのところジュビロサポで賑わっているBurger Lounge B.C. TOKYOさんがある駅ですね。
いつか行ってみたい!!
そして、
お祭りでもやってるんですか!!松潤でも来てるんですか!!といいたくなるほどに大量の人が乗り降りする下北沢駅を通り過ぎて数分・・・
着きました八幡山駅!!
住宅街らしくすっかり駅前は静かになりました。
目的地はここから徒歩10分。
お庭にフェラーリが止まっているような閑静な住宅街を抜けて・・・
着きました!!
突如として現れた開放的なこの空間。良いですね。テンションが上がります!!
プロ内定者がいるチームのプレーをこの近さで観ることが出来て、
無料です!!
■試合(前半)
まずですね。
八幡山に向かう道中で待望の馬場選手復帰の報を受けました!!開幕戦で怪我をしてしばらく戦列を離れていましたが、ついに戻ってきてくれました。
これにはテンション上がりましたね。まさか見られるとは思っていなかったので。超ツイています!!
私が見るに明治は4-2-3-1。
ワントップの位置に25番の馬場選手が入ります。センターバックには岡選手(FC東京U-18/4年)と小澤選手(大宮U-18/1年)が入りました。
小澤選手は1年生ながら甲府内定の井上樹選手に代わっての先発!
そして岡選手はこの試合の翌々日にFC東京内定が発表されました!
対する桐蔭横浜は、
メンバー表が手元になかったのでなかなか認識するのが難しかったのですが、おそらく4-4-2。そして何といってもGKに磐田U-18出身の西澤選手が入ります。
馬場選手との同級生対決!!磐田サポ的には激熱です!!
試合の方はですね、圧巻でした。
球際の激しさ、30℃超える中での信じられない運動量。両チームの選手たちから声が良く聞こえます。
ピッチレベルで見るとちょっと心配になるぐらい激しいですよ。
そりゃこの中の精鋭(内定を勝ち取るレベル)だったら即戦力ですよ。
大学サッカーを経て成長するというのは、嘘偽りのない真実だということを改めて実感しました。
先日拝見した早稲田と日体大もかなり激しかったのですが、
この一戦はそれ以上に見えました🔥
前半はとにかく明治のプレスが凄すぎる。
相手選手がルーズにトラップした瞬間、鬼詰めしてボール奪取。ほとんど保持させず桐蔭を圧倒します。
ワントップの馬場選手も怪我明けとは思えないほど前線で体張って何度もボール収めに成功していましたね。
で、
そんな馬場選手がワンフェイクで前を向き、さらにゴールライン際でも相手選手をかわしてマイナスクロス。これに熊取谷選手(浜松開誠館/3年)が合わせて先制。ゴール右隅に難なく決めました。
対峙した桐蔭の西澤選手はノーチャンス。これはしょうがなかったです。
結局相手を圧倒した明治が前半だけで3点を奪ってハーフタイムを迎えます。
明治の圧勝ムードに見えたのですが・・・
■試合(後半)
炎天下の中、明治の方もさすがに疲れが見えます。ちょっとずつプレスが緩くなってくると、そこはさすがの桐蔭。
あっという間に攻勢に出てきます。
明治側も「こういう時間もあるよ!」「相手も疲れてるよ!」と岡選手、上林選手が後ろから声を掛けますが、(恐らく)13番小澤選手のチェックが遅れてPKを献上。
攻勢を活かし、桐蔭が反撃に成功します。
実はここで想定外と言いますか、個人的サプライズが起きたんですよね。素晴らしい選手を発見してしまいました。
後半から右のSHに代わって入った桐蔭の19番がドリブル仕掛けまくりの突破しまくり。
遠藤選手でした。
■MF 遠藤 貴成(えんどう たかなり)東福岡 →桐蔭横浜大3年
マジで上手かったです。
生粋のドリブラー。同じ大卒プロでいえば福岡の紺野選手、札幌の金子選手の系譜。
とにかく速くて上手い。
代わって入った瞬間に右サイドを制圧し、彼の突破から更に2点を奪ってあっという間に同点に追いついてしまいました。
特に3点目。
明治のパスが緩くなったところを奪い、マルセイユルーレットでかわしてアシスト。思わず声が出ましたよ。これには。
スタメンでなかったのには何らかの理由(怪我?それとも戦術の問題?)があるとは思うんですけど、個人的には引き続き注目していきたいと思いました。
ゲームの流れを変えられる選手としてあまりにもセンセーショナル。
新潟U-15の出身の21歳ですから本間至恩選手の一つ下ですね。似たような雰囲気ありますよ。
新潟サポさんならずともチェックしてください!!
さて、
ゲームの方は同点となってから膠着状態が続きますが、80分ごろに明治9番 中村草太選手の放ったシュートがリフレクションしてゴール!!
これを守り切って何とかホームの明治が逃げ切りました。
西澤選手はこの決勝点の直前で超ファインセーブしてましたが、リフレクションはノーチャンスでした(泣)。
■注目選手!!
さて、
フライングして桐蔭横浜の遠藤選手をすでに紹介しましたけど、明治側にもあぁ絶対プロになるだろうな、という選手がいましたね。
明治の3点目を個人技で叩きだし、かつ決勝点の起点となるシュートを放った中村草太選手です。
■MF 中村 草太(なかむら そうた) 前橋育英 →明治大3年
いやー目立ってましたね。攻守に。
運動量も凄ければ読みも凄い。テクニックもあって決定力もある。
どこのチームも欲しい選手だと思います!!
前を組む馬場選手と、後ろを組む鷲見選手(いずれも同級生)にずっと指示を出していましたね。
その辺も含めて、間違いなく来年はこの中村選手がチームの中心になるでしょう。
それぐらいピッチでの存在感は凄かったです。
それから。
■MF 熊取谷 一星(くまとりや いっせい) 浜松開誠館 →明治大3年
いやいや。
僕のnoteでも何度も取り上げていますけど、現地で見て改めて惚れ直しました。
2列目の、多分中央だと思うんですけど・・・神出鬼没。どこにでも顔を出してチャンスメイクとネガトラ奪取を惜しみません。
そして、ここぞでゴール前に顔を出して得点力もある。
もうね、言っちゃいますけど、山田大記の後継者なんですよ。どう見ても。
浜松出身で高体連経由の明治大という点でもビンビンに共通してるんですけど、磐田が獲らないで誰が獲るんですか!!!!
細かい説明は不要です。とにかくお願いします🙏
■最後に
2回目の大学サッカー観戦をしたわけですけども、やはり現地は良いですね。ユース観戦とはまた違った良さがあります。
個人的には大きく3つほど感じたわけですけどもそれはまた別の機会にじっくり記そうかな、と思います。
とにかく、
将来の代表になるような選手たちの激しくて熱い試合が間近で、無料で観られる!!
というのは結構な価値だと思います。
雨が降ったり、用事が出来たりしたら行くの止めればいいんですからね。その辺の緩さも実は大きな魅力だったりします。
前回、日体大にお邪魔したときと、今回の八幡山。
いずれかのレポートを見て、「自分も行ってみようかな」と感じた人がいればこれまた嬉しい話。
サポーター同士の妙なルールも、変なしがらみもありませんから、その道中も含めて自分流で楽しんでいきましょう!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
・詳しい試合の数字についてはコチラを参照。
・それから明治大学さんの公式noteもかなり充実しています。こちらも是非!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?