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【真実】一億総クリエイティブ時代がやって来る

子どもは踊るものです。

魔女は飛ぶものです。みたいに言ってみましたが(笑)、幼い子供を見ていて思ったことがあります。


彼ら、彼女らの基本生活スタイルは、「食べる」「うんこする」「寝る」の3つ(これら上手くいかないと「泣く」)ですが、実はこれと同等レベルに、「踊る」が入るのではないかと。


幼い子供をお持ちの方は何となく共感いただけるのではないかと思うのですが、人間ってどうやら本能的に踊るんですよね。
誰も教えてないのに。

もちろん型にはまったダンスではありません。でも、音やリズムに合わせて心弾ませて体を動かすのです。


将来とてもシャイになる人でも、周りの事なんかまったく気にしていない年頃(~3歳ぐらい)までは、みんな本能的に踊ります。

これ、
全人類に備わっている欲求。例えば「表現欲求」とでも言うのではないか、と思うのです。



■喜怒哀楽 以外

私たちは思ったこと、感じたことを喜怒哀楽で表現します。個人差はあれど全ての人がそうだと思います。

でも私が思うのは、
人は喜怒哀楽以外の、何らかの形を以って感じたことを表現したくてしょうがないのではないか。という仮説です。

根拠は先に述べた、産まれたばかりの子どもたちが皆「踊る」という事実です。

幼い子どもたちは出来ることが限られている代わりに、羞恥心がありません。
故に、最もシンプルな「踊る」という行為を生まれながらにして、喜怒哀楽より もう少し色を付けたやり方で、自分を表現しています。



■「クリエイティブ」が鼻につく理由

「ほら僕ってさ、クリエイティブな人間でしょ?」


・・・むむむ。
クリエイティブという言葉が鼻につく理由はズバリ、羨ましいからです。

なぜ羨ましいのか。
それは人にもともと備わっている、表現したくてしょうがない欲求(表現欲求)を、とても上手に達成されているからです。

このことからも、人はそもそも踊る生き物、つまり感情を表現したい生き物だという事が言えると思います。



■表現の仕方 とは

色々あると思います。わかりやすいのは、

・絵が描ける人
・音楽が作れる人、演奏できる人
・文章が書ける人
・スポーツが出来る人
・踊りや演技が出来る人
・面白おかしく話せる人
・工作や手芸が出来る人
・料理が上手な人
・写真を撮るのが上手な人
 ・・・。


ここで言いたいのは、僕たちはもっと真剣に自分自身を表現するものを手元に置いておくべきだ、という事です。

そのために、
幼い頃から自分の中にある表現するための能力を見つめなおし、もっと真剣に探しておくべきではないかと思うのです。

何でもいいと思います。例えば人より美味しそうにメシが食える。これも立派な表現方法かなと思います。



何か一つ。一人にひとつ。
自分の思ったことや、感じたことを表現する術を持ちたい。

なぜなら僕らはそもそも、本能的に踊る生き物だからです。
大人になって(羞恥心から)踊れなくなった代わりに、それを満たす何かを身につけなくては当然、ストレスを感じるはずです。


子育てにおいて、この子は将来何をもって表現欲求を満たすのだろう。という観点を親が持つことはとても大事ではないだろうかと思う今日この頃。


運動でも絵でも音楽でも、もちろん踊りでも歌でも、ある特定の知識でも何でもいいと思います。
リベラルアーツ重視の傾向は、もしかしたらこんな考えが基本になっているのかも知れません。


つまり!
僕らは、その表現方法さえ確立できれば、本来全員がクリエイターなのです。

周りがどうのこうのは要らないはずです。

本能のままに、踊りましょう!!




本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!


子どもには、表現欲求を満たす何らかを一緒に見つけてあげたいなぁと思います。





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