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【真実】年賀状

ついにこの時が来たか。来年の年賀状送付を取りやめることにした。

そもそも年賀状の意図はお世話になった人、なっている人への年始のご挨拶ということだと思うんだけど、これについては既に2点ほど問題がある。

まず、

はがきを送る以外にもご挨拶の手段がたくさんあると言うこと。それからお世話になった人、なっている人というのは生活の都合上やはり会社関連の方が多いのだが、それらの方々にお手紙を送る習慣などとっくに無くなっているという事。

会社の営業活動においてもコンプライアンスを考慮して接待や手土産なんかもグッと減ったし、ノベルティグッズなんかを持ち歩く営業もほとんどいなくなった。

昔は引っ越しや結婚式の段取りも会社の若手や同僚がやっていたみたいだけど今では信じられない。プライベートぐらい会社と切り離さなきゃ、とさえ思ってしまう。そう考えると、年始のご挨拶の手紙によるやりとりなんて陳腐化して当然かもしれない。

「年賀状を送り合おうぜ。みんなの住所教えてよ!」などと上司が言えば即刻セクハラで訴えられて、下手したら無傷のまま年が越せなくなってしまう。


ということで、僕は年賀状を送ることを止めることにした。しかし、一つだけ変化点がある。

それは、

きっとこうでもしないと連絡しないだろうな、という方々といよいよ疎遠になってしまうこと。つまり年賀状以外連絡する術を知らない方々だ。

SNSやLINEの連絡先を知らないぐらいなので特に生活するうえで困った話ではないが多少、いやそれなりに気になる。

てことで僕は、これを機にいよいよ疎遠になってしまう方々に要らぬ心配をさせないため、これからも清く正しく強く生きていこうと誓うことにした。


みなさん。僕は来年も元気です。

 

 

 


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