【⚽️日本サッカーを愛そう】”個サポ”は悪なのか?
Twitter片手にJリーグを観るようになって数年が経ちました。
僕は基本的にサッカーのことしかつぶやきません。
それしか興味が無いわけではなく、たった140字の世界で個性を出すには何かに尖っていた方が良わけで、僕の場合それがサッカーであり、ジュビロ磐田というクラブだったりします🌞
おかげさまを持ちまして私は、週に1回サッカーについてごちゃごちゃ書くサックスブルー箱推しキャラとして成立しつつあるのではないかと(笑)。
※いつも読んでくださる皆さまありがとうございます!🙇♂️
僕のタイムラインはたくさんのサッカー好き達の情報で溢れ、面白おかしい内容と共にいつも愉しませてもらっています!
さて、少し戻ってこの「個性」。
一言で”サッカー好き達”と括っても実に様々な愉しみ方があるのだな、と気付かされるのもまた事実。
本日はその一つであり、かつそこそこの勢力を誇る「個サポ」という個性について、自分なりに深ぼってみたい。
開幕前の今でしか探れないマニアックな話題😅
でも最終的にはなぜか世界平和の話になって、みんなでイッツアスモールワールドを合唱しているはずだからちょっとだけ付き合って欲しい(笑)。
■「個サポ」とは
僕がSNSと共にJリーグを観るようになり、少なくない衝撃を受けたのが「個サポ」さん達の存在。
選手個人を愛し、その選手の移籍と共にクラブを渡り歩く愉しみ方は、地域密着の理念にまんまと嵌められて生まれ育った地域のクラブしか愛せない体質の私にとって少し特殊に映りました。
何と言うか、
例えばルキアンという大好きな選手が福岡に移籍しましたが僕なんかはルキアンの移籍した福岡を応援する気には全くなりません。
それどころか逆に絶対に福岡には負けたくないという想いが強く芽生えたりします。
もう典型的な箱推し精神だと思うのですが、その代わり昨日まで忌々しき敵だった選手が移籍してきたりすると「秘かに良い選手だと思っていた(パタンッ)」などと、音を立てて掌がひっくり返ります。
自分は浮気性なのではないだろうかと心配になるレベルです。
つまり、
「個サポ」と「箱推し」は決定的に行動指向が異なるのです。そしてそれ故、お互いを批判し合う風潮があったりします。
”お互い”と言いましたが得てして、チーム愛=善とする予定調和が捻じ曲がり「箱推し」側が「個サポ」側を批判するケースが多いように見受けられます。サッカーを見ていない、などと言い掛かりをつけて。
そこで今回のタイトル
「個サポ」は悪なのか? について自分なりにまとめてみることにしました。
僕の結論を最初に述べておくと、”悪”なわけがないになります。
ではなぜそう言い切れるのか。2つの視点で述べてみたいと思います。
■点が入るところを見ている訳じゃない
僕たちはサッカーを観ていますが、別に点が入るところを見ているわけではないと思っています。
何を言ってるんだアホか。
と言われてしまうかもしれませんが白いチームが黒いチーム相手に点を入れても何も面白くありません。僕らはサッカーという競技を、その背景込みで見ているから一喜一憂することが出来ています。
自分のnoteでもたびたび書くのですが、面白い小説の要素は、描写力が半分、設定が半分だと思っています。
つまり、”魅力的な背景”で物語を紡ぐことによって楽しいコンテンツとして成立するわけです。
サッカーに置き換えた場合の「背景」とは人それぞれです。ずばり何でもいいのだと思います。
クラブの歴史を踏まえて試合を見ている人もいるし、クラブではなく選手個人の歴史の場合もあります。
猛烈に感激したとある試合がきっかけ(唯一の背景)の場合もあるでしょう。チームでも個人でもなく戦術をサッカーを見るうえでの軸にして楽しんでいる人もいるでしょう。
あるいは初めて観戦して、前半45分を物語の背景として捉え後半をドキドキしながら見ている人もいるかもしれません。
つまり、
その背景が、チーム単位である人が「箱推し」であり、選手個人である人が「個サポ」であるだけで、背景込みでコンテンツを楽しんでいるという事実の前ではみんな一緒なのです。
■なぜフェンシング協会会長は武井壮なのか
2つ目の視点については下のTwitterで武井壮さんが本質をズバリ述べています。
もう全くその通りで完全同意!!少し意訳して書き起こすと、
つまりJリーグをコンテンツとしてより充実させる目的において、「個サポ」さんのJリーグへの関わり方って実は最強のやり方、つまり正攻法なんですよね。
言い換えると、
頭ごなしの「個サポ批判マン」は、Jリーグをより盛り上げたいと願う全サッカーファンの反抗勢力とも言えてしまうのです!
ここまで来れば、
冒頭にあるようになぜ武井壮さんがフェンシング協会会長を襲名しているのか、という謎も解けてくるのではないかと思います。
フェンシングの実力は世界的に見ても上がって来た。あと必要なのは選手のモチベーションにも繋がるコンテンツとしての地位向上。それを達成するために策士・太田雄貴は、有名人・武井壮に白羽の矢を立てた。
経緯は概ねこんなところでしょうか。
これが決して突飛な案ではないことは、東京五輪のメダルの色を見れば一目瞭然でしょう。
「個サポ」さんの総量は、Jリーグというコンテンツの現在の価値を見出す鏡とすら言えるかもしれません。
選手にフォーカスを当てる楽しみ方が偉いとか偉くないとかではなく、すそ野を広げるうえで絶対に肯定しなくてはいけない自然現象なのです!!
■広報が変わる!!
まとめると、
などを述べてきたわけですけど、
この観点で各チームの広報を見てみるとすごく面白いからおすすめです。
あぁよく理解して実践してるな。というチームと、うわぁそれじゃ経営良くならないでしょ・・・。というチームと、2極化してますね(笑)
また、
例えば槙野選手のように自ら個性を発揮して自前でアイコン化できる人もいますが全員がそういう訳ではありません。
またアイコン化に必死過ぎると「本業をおろそかにしやがって」という批判がセットでついて回るのも(現時点では)避けて通れません。
これを解決するために、チームの広報の役割というのは非常に大きいと感じます。要は代理で売り込んであげるんですね。選手を。
知名度が上がればファンも増えますし、チーム(会社)の利益にも直結します。
それだけではなく!
知名度は選手のセカンドキャリアにも大きな影響を与えますね。サービス業においては、「知らない人」より「知っている人」の方が圧倒的に有利ですから。
ちなみに、
ゴンさんクラスになるとPCを使うだけでコンテンツになります(笑)。さすが!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
サッカーを愛する気持ちはみな同じ。
さぁ開幕です!!
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