【週刊ユース分析⚽️】【衝撃!!】内野世代の点取り屋たち。
パリ五輪の出場権を懸けたU-23アジアカップ。
その中でひときわ光る大学生の存在。
その男の名は筑波大の内野 航太郎。現在大学サッカー界で点を取りまくっている正真正銘のストライカーである。
2004年生まれということで今年度20歳。
オリンピック開催が4年に一度であることを考えるとちょうど間(はざま)に入ってしまう不運な世代。にも関わらず内野選手は飛び級的に代表入りして貢献しているわけです。
そんな彼の活躍に「凄いなぁー」と感嘆を挙げる同世代もたくさんいるはず。
しかし!
僕はですね。むしろ彼の活躍を唇をかみしめながら悔しがっている猛者どもが多数いるんじゃないかと、そんな風に想像します。
というのもこの世代。
近年稀にみる日本人FWの大豊作。右も左も打倒内野の点取り屋だらけなんです!!
てことで今回は、
内野選手に続くであろう通称「'04ストライカー」たちを整理してみたいと思います!!
次期五輪(ロサンゼルス)は年齢オーバーで出場は難しいわけですが、この中の誰かは必ずワールドカップの中で見ることになるはずです!!
しっかりと記憶してください!
早速行ってみましょう。
■北野 颯太
(セレッソ大阪U18 →セレッソ大阪)
もともとこの年代を代表するストライカーだったのがセレッソの北野選手。高校3年生の時点で既にトップ契約を果たしておりその認知度も高いはず。
2023年に半月板をやってしまい現在リハビリ中で、並々ならぬ気迫でパリ予選を見てたんじゃないでしょうかね。相当悔しいはず。
復帰してすぐにチームで活躍できるようであれば再び代表も見えてくるはず!頑張れ!!
■木下 慎之輔
(セレッソ大阪U18 →セレッソ大阪 →ガイナーレ鳥取)
北野選手が高校3年の時点でトップにいたのでこの年のセレッソU18のFWは選手層が薄くて・・・と思いきや、恐ろしい事にこの年のプレミアWESTの得点王はセレッソの同級生 木下選手だったわけです。
何たる人材宝庫。
2人揃ってたらどうなってたのかしら、と恐ろしさすらある'04年代のセレッソ大阪。
そんな木下選手は現在鳥取でレンタル修行中。彼もまた打倒内野に燃えているに違いありません。
■福田 師王
(神村学園 →ボルシアMG)
U-23に名を連ねていたかもしれなかった、という点で内野選手同様に大本命だったのが彼。
高卒後すぐに渡欧してしっかりと結果を残しつつある日本の希望。忘れてはいけません!彼もまた内野選手と同級生。
この年代を内野世代と呼ぶのか福田世代と呼ぶのかは彼の今後の活躍がカギを握っているといっても過言ではありません!
■熊田 直紀
(FC東京U18 →FC東京 →KRCヘンク)
そう。彼もまた同級生。
U-20アジアカップの得点王。現在はレンタルでベルギーに渡り海外挑戦中。
2023年に行われたU-20ワールドカップ。そこでエースとして君臨していたのが彼でした。
つまりですね、彼と内野選手は次世代エース候補としてかなり意識しあっているはずなんですよ。プレミアでもガンガンにやりあってましたからね。
熊田選手は相当悔しい思いをしながらパリ予選を見ているんじゃないでしょうか!!
■塩貝 健人
(国学院久我山 →慶応大)
ここまで世代別代表常連でバチバチに意識しあっているであろう選手たちを挙げてきましたが、実は大本命はこの男かもしれない。高校卒業後 明らかに序列を上げている塩貝選手。
既に2027年のマリノス入りを決めています。
大学2年生ながら関東2部リーグではもはや無双状態。
2026のワールドカップを目指すのであればすぐにでもプロ入りして良いと個人的には思うんですけど、特別指定でじっくり出場時間を与えられながらマリノスで着実に成長を目指すのか。いずれにせよ日本を代表する選手になる匂いはプンプン。
改めて彼もまた内野世代。本当に点取り屋だらけ。
■山本 桜大
(柏レイソルU18 →柏レイソル)
高卒後トップ昇格。そのまま柏で定着の予感を見せているのが山本選手。
近年のレイソルU-18はエースである細谷選手をはじめ、真家選手、升掛選手と良質なストライカーを立て続けに輩出。
そんな中でもネルシーニョのお気に入りであった彼に掛かる期待は大きいわけで、細谷先輩と代表で共に戦う内野選手を見て燃えない理由がありません。
プレミアEASTでも内野、熊田に次いで得点ランク3位だった山本選手。彼らを追い抜くための反骨心は一番強いかもしれません!
■小林 俊瑛
(大津 →筑波大)
ここまで内野、熊田、山本と当時のプレミアEASTの得点ランカーを紹介してきましたが、実はこの年。点取り屋だらけで得点王争いが熾烈だったのはWESTの方だったんですよね。その主役の一人が190cm超の長身ストライカーである小林選手。
内野選手の大学の同級生ですね。
藤沢市立鵠沼中から熊本県立大津高、そして筑波大学へ進学。その経歴を全て公立校で過ごしている名付けて「親孝行ストライカー」。
そんな彼が日本代表になればこれまはた違った意味で快挙なのでは!?
待望の長身代表ストライカー誕生なるか。注目です!
■古田 和之介
(履正社 →関西学院大)
川崎から仙台にレンタル修行中の名願選手と共に履正社躍進を支えたのが古田選手。
進学した関西学院大は名古屋でブレイク中の倍井、鹿島でブレイク中の濃野らを輩出している今現在大注目のチーム。
上田綺世など、高体連から大学を経てのし上がっていく代表ストライカーって実は多いんですよね。
在学中にどれだけ良質な経験を積んで戻って来るのか。
注目して欲しい選手です!!
■斉藤 柚樹
(清水ユース →拓殖大)
実は僕がこの世代のプレミアWESTでもっとも注目していたのが(磐田の)ライバルチームのエースであった斉藤選手だったんですよね。
浅倉(静岡学園 →藤枝)、関根(静岡学園 →柏)と、拓殖大を経由してプロになった同郷の先輩は多い。
引き続き注目していきたいと思います!
■冨永 虹七
(ヴィッセル神戸U18 →ヴィッセル神戸 →カマタマーレ讃岐)
今やユース王国のヴィッセル神戸。
チャンピオンチームの先発として定着したユースの先輩 佐々木選手の系譜として期待されるのが冨永選手。
現在讃岐へレンタル修行中ですが、大迫勇也の後釜として最も期待されている選手のはず。近い将来神戸に戻って活躍するようなことがあればその先が見えてきます。
讃岐と言えば磐田からレンタル修行中の吉永真優と同僚。同じ前線の選手として切磋琢磨して欲しいですね。
■南野 遥海
(ガンバ大阪ユース →ガンバ大阪 →デゲバロージャ宮崎 →栃木SC)
レンタル修行の旅を経て今現在ガンバでブレイクしている坂本一彩選手。その一つ後輩で当時2トップの相棒だったのが南野選手。
彼もまたレンタル修行の真っ最中ですが必ずガンバの軸になるでしょうね。個人的に最も印象深いのはそのメンタル。
インタビューで「ライバルは坂本。あいつには負けたくない」と言っていたのでてっきり同級生かと思ったら後輩でした(汗)。
そんな彼も内野選手の活躍で燃えていないはずがない。今後必ずどこかで名前を聞くはず。セレッソではなくガンバの南野。注目です。
■鈴木 大翔
(ガンバ大阪ユース →早稲田大)
そんな南野選手の同級生で、今現在大学サッカーにおける注目ストライカーの一人が鈴木選手。
現ジュビロ磐田の植村選手が4年生の時、元マリノスの兵藤監督に認められ1年生として既に試合に出ていたのが彼でした。
2種年代はそこまで有名ではありませんでしたが、ひそかに注目している選手のひとり。
大学での成長次第では世代を代表する選手になる可能性大です。
■伊藤 猛志
(ジュビロ磐田U18 →早稲田大)
そんな鈴木大翔選手の同級生となり、トップ昇格を目指しているのが我らが伊藤猛志選手。
ジュビロサポの間では有名なゴン中山の魂を感じさせるストライカー。
懐かしいゴラッソがありましたので動画を貼っておきます!!
改めて見ても凄いですね。彼もまた内野世代。
大学進学後はその悩める心境をnoteにて吐露していましたが、まだまだこれから。徐々に序列を上げていくはず。頑張って欲しい!!
■小湊 絆
(青森山田 →法政大)
そんな大学サッカー界で内野選手同様に下級生ながら既に結果を出しているのが小湊選手。
高校時代はひとつ上である松木玖生世代のインパクトが強すぎてそこまで目立っていませんでしたが、大学サッカーに進んでしっかりとセンス爆発させている最中。
既に紹介した塩貝選手と同じく、世代別代表常連以外でかなり注目している選手の一人ですね。
年齢を重ねて一気に代表まで行く可能性を秘めていると思います!
■坂上 輝
(浜松開誠館 →明治大)
大学の注目選手で言えばもう一人挙げておきたいのが彼。
静岡県民であれば記憶している人も多いはず。開誠館の選手権出場に貢献した坂上選手もまた内野世代。
超強豪・明治大学で絶賛奮闘中で、今後のリーグ戦でも内野選手率いる筑波大とバチバチにやりあうはず。記事にある通り4年生時に恐ろしい選手になってもらいましょう。
坂上vs内野。少なくともあと2年は続くこのつばぜり合いを楽しんだ先にワールドカップがあれば最高です!
■まとめ
すでに結果を残し、その名を馳せている北野颯太、福田師王、熊田直紀。
片鱗が隠し切れず「来るんじゃね?」と期待が止まない塩貝健人、小湊絆らの学生陣。
プロの世界で揉まれながら確実に成長している山本桜大、南野遥海らのJ昇格組。
その他 高校時代から全国に名を轟かせていた猛者どもは数知れず。
改めてですけど、これ全部フォワードなんですよ。中盤の選手とかディフェンダーは含まれていないですからね(汗)。
いや改めて見ても凄くないですか!?
実のところ「内野世代」という呼び方は時期尚早かもしれない。彼らはまだ20歳。正直 誰がこの世代をリードしていくのか全く見えないですから。
本当に面白くもあり、頼もしい世代ではないでしょうか!!
「'04ストライカー」。この括りで選手に注目していくことは個人的にもかなりお勧めしたいところ。
そして最後に、
現時点でこの年代最高のストライカーを紹介して〆たいと思います。
■ガビ
(バルセロナユース →バルセロナ)
世界は広い!!!!!!!
負けんな!!!!!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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