見出し画像

【8/25まで】仙台で開催中の「ブルーナ絵本展」。ミッフィーシリーズなどの原画展示や絵本コーナーも!

こんにちは。
宮城在住ライターのすずき・ちえです。

先日、仙台市内で8月3日から開催中の企画展「ブルーナ絵本展」に行ってきました。


ご存じの方も多いと思いますが、ディック・ブルーナ氏は、オランダを代表する絵本作家で、ミッフィー(うさこちゃん)の生みの親です。

今回の展示は、全国を巡回している展示で、仙台は東京、京都、福岡、大阪に続き5カ所目になります。
ミッフィーが大好きな私にとっては、心待ちにしていた展示でした。

会場の東北福祉大学ギャラリーミニモリ入り口。

会場は、仙台駅東口から徒歩5分の場所にある東北福祉大学ギャラリーミニモリ。1階は展示、2階は絵本コーナーとグッズ販売コーナーになっています。

1階には、ミッフィーをはじめ、ブタのポピー、イヌのスナッフィーなどミッフィーの仲間たちや「しらゆきひめ」「あかずきんちゃん」などのおとぎ話シリーズの作品が150点ほど展示されています。


ブルーナ氏の作品。左がイヌのスナッフィー、中央がウサギのミッフィー。右のメガネの子もかわいい。(2階絵本コーナーで撮影したもの)

今回は色付けされていない原画も多かったので、絵本で見たときにはカラフルだったものが、シンプルな線で描かれていたことに新鮮さを感じました。

中でも印象に残ったのは、絵本『ぼりす、そらをとぶ』の執筆過程のスケッチと原画です。


絵本「ぼりす、そらをとぶ」の絵の一部。今回の展示のメインになっている。

『ぼりす、そらをとぶ』は1999年に発行された、クマのボリスが主人公のお話です。雨の中お気に入りの青い傘をさして出かけたものの、突風がふいてきて空に巻き上げられてしまう、というストーリーです。

アイディア段階での制作メモを見ると、傘をさして突風にあおられたり、ひっくり返ったりと様々なシーンが描かれています。20年以上も愛されている絵本の原点が見られたことに嬉しさを感じました。

続いて、2階に行きました。
絵本コーナーには机とイスが置かれ、ブルーナ氏の絵本を自由に読むことができます。

子どもに読み聞かせをする親子の姿も。


懐かしい本や気になる本が自由に手に取れる。

そして、最後はグッズコーナーです。
「ブルーナ絵本展」限定グッズなどが販売されています。


「ブルーナ絵本展」限定グッズを購入。クリアファイルとロルバーンのノート。

他にも、絵本やポストカード、マグカップ、ぬいぐるみなど可愛いものがたくさん!買い物は即決することが多い私ですが、気が付くと30分以上迷っていました。

「ブルーナ絵本展」は8月25日(日)までの開催です。子どもの頃にブルーナ氏の絵本になじみがある方は、懐かしい絵と出会えることでしょう。今までなじみがなかった方も、ブルーナ作品が持つ温かさや愛らしさに癒されると思います。

ぜひ見に行っていただきたい、おすすめの展示です。
詳しい案内は、公式サイトをご覧ください。










この記事が参加している募集