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【エッセイ】「顔タイプ診断」体験記①きっかけ

最近、顔タイプ診断を受けた。日本顔タイプ診断協会が展開している理論で、自分の顔立ちを客観的に知ることで、ファッションやメイクに生かせる、というものである。

私は、ファッションに興味を持ちだした高校生の頃から、服選びの悩みが尽きなかった。

私は、自他共に認める童顔、地味顔。
自分に無いものに憧れるらしく、大人っぽくてキリッとした顔や、華やかかつ艶やかな顔の人を見るとうらやましくなってしまう。

大人っぽさに憧れて、スッキリとした細身の黒パンツを買ったかと思えば、地味顔を少しでも華やかに見せたくて、華やかな柄物を買う。

しかし、なぜか時々、大人っぽさとは真逆の大きい編み目のかわいいセーターを買ったり、山歩きがきっかけでハマったアウトドアブランドのアウターを選んだりなど、手持ちの服が混沌としていて、合わせづらいのが悩みである。

悩みの原因はおそらく、服選びに対する「軸のなさ」だ。いいと思ったものを直感で買っているので、常々ぶれまくっている。正直なところ、何を選んでよいかわからず、迷路にハマっていた。

そんな私のファッション情報源は、ネットと雑誌である。ここ数年、美容関連のサイトや雑誌で「顔タイプ診断」という言葉を見かけるようになり、気になっていた。

日本顔タイプ診断協会が展開している理論で、自分の顔タイプを客観的に診断できるという。顔立ちが子どもっぽいか大人っぽいか、顔のパーツは曲線と直線どちらが多いかを見て、8つのタイプに分けるらしい。
結果、タイプがわかれば、似合うファッションがわかるという。

▶詳しくはこちらから(日本顔タイプ診断協会様ホームページ)

自分の顔を知れば、似合う服もわかり、合理的に服が選べるのではないか。なんて楽なんだ!

そう思い、ネットで自己診断してみた。
すると、パーツが曲線か、直線か、自分では判断が難しいところがあった。
目が垂れ目かつり目か、唇が薄いか厚いか、どちらでもない人はどうするんだろう……。

そこでプロの力を頼ることにした。(つづく)