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【エッセイ】「今シーズンは(できるだけ)コタツを使わない」チャレンジ、その後

数日前、こんな文章を書いた。

この冬はできるだけコタツを使わずに過ごす、というチャレンジだ。
恥ずかしながら、自分の住まいの築年数まで晒して、宣言した。

にもかかわらず、あっけなく終焉を迎えてしまった。

11月26日、夕方のこと。
私が仕事から帰ると、リビングにコタツが出されているではないか。

休みだった夫が、「今日晴れてたから、掃除するついでに出した」という。
几帳面な彼は、クリーニングしてしまっていたコタツ布団を外干ししてからコタツを出したようだ。

「大雑把な私だったら、干さずにそのまま出すだろうな」と、心の中で思いながらも、手足が冷えていたのですぐにコタツにあたってしまった。

うん、やっぱり、コタツ最高。
冷え性にとってはなくてはならない存在だ。

風の冷たい11月末の夕方は冷えるし、日も短いので、気分的にも暗くなっていたところ、コタツに入っただけで、じんわりと温まり、気持ちまでもが明るくなってくる。
コタツの威力、素晴らしい。
「夕食作らないと」と思うのになかなか抜けられない。まさに「沼」だ。

年内はコタツなしで耐えようと思っていたが、まさかの11月でチャレンジは終了してしまったのだった。

そして現在、私はコタツにあたりながらnoteを書いている。至福のひととき。

今回のことで、私にとってコタツは、なくてはならない冬のアイテムであるということがわかったのだった。