"あなたの幸せ"は"私の幸せ"
一つ前のnoteで、私が何年も前から買いたいけど買えずにいたガレット・デ・ロワというお菓子をついに購入し、5年越しの願いを叶えた、という話をした。
実はこの5年越しの夢を叶えるまでには、あるきっかけがあったので、それについて書いておこうと思う。
そのきっかけとは、夫だった。
念願のガレット・デ・ロワを買いに行く前のお昼ご飯の時間のこと。その日はまだお正月休みで夫も自宅にいたのだけど、年明けに締切の仕事があったらしく、午前中は作業部屋で頑張って仕事をしていた。私と子どもたちは午後に図書館に行く予定だったので、午前中は家でゆっくりしていた。お昼になると、先に子どもたちにはスパゲッティを用意した。私はというと、いまいちお腹がすいていなかったので、自分の昼ごはんは用意せず過ごしていた。
すると、ちょうど仕事がひと段落した夫が部屋から出てきて、「今日、焼肉弁当頼むのもいいかなぁと思ったんだけど、どう?」と提案してきた。
ここで夫のいう焼肉弁当というのは、我が家のすぐ近くにある焼肉屋さんのテイクアウトのお弁当のことで、すごくおいしいのだけど、ちょこっとお値段高めのお弁当なので、我が家の中では頻繁に利用するというより、ちょっと特別なときに食べる、という感覚のものだ。
私もその焼肉弁当は大好きなので、普段なら喜んで話に乗るのだけど、そのときは残念ながらどうもお腹が空いていなくて、「私は今お腹空いてないからいいかなー。でも○○(夫)はお仕事頑張ったんだから、ご褒美にお弁当食べなよー」と提案した。
すると夫は「うーん俺だけ食べるのも、なんか贅沢な気がしちゃうなー」とかなんとか言っていたので、「いやいや、いいんだよ!食べたいときに食べたいもの食べな!○○(夫)が食べたいもの食べて幸せだったら私も嬉しいよ!」とさらに畳みかけた。
そうしたら夫は、「うーん…そう〜?」とかなんとかもじょもじょ言いながらも、その後無事焼肉屋さんでお弁当をテイクアウトしてきた。
その後、テーブルを挟んで目の前で焼肉弁当を食べている夫。「おいしい?」と聞いたら、「うん、おいしい」と、もぐもぐ満足しているご様子。人が美味しそうに嬉しそうにご飯を食べてる様子って、見ていて幸せな気分になる。
それで、私はそうして夫が幸せそうにご飯食べているのを見ていたときに、ふと、「あ、私も、ガレット・デ・ロワ買おう。自分のために買ってあげよう」と思ったのだ。夫が食べたいものを食べて満たされた感覚が伝わってきて、それを見ていたら、「あ、私も食べたいお菓子、買おう」と思った。
目の前の幸せそうな夫を見て、
私にもその幸せが伝染してきて。
その場の幸せな流れを感じて、
私も幸せと感じることをしようと、
自然と思って。
そして私が幸せな気持ちになったら、
目の前の夫も幸せだよね、
と思って。
それは確信のような感覚で。
例えば、
夫がやりたいことをやっていて幸せなら、
私も幸せ。
そして、
私がやりたいことをやっていて幸せなら、
夫も幸せ。
それを、
わかっているということ。
今回、
たまたま焼肉弁当(笑)をきっかけに、
それを改めて感じて。
その安心感のもとで、
私も念願のガレット・デ・ロワを
買ってもいいんだよね、
という感覚になった、
ということ。
そんな流れだったため、私は実際にガレット・デ・ロワを買いに行く前に、夫に私が思ったことを話して聞かせた。5年間ガレット・デ・ロワを買ってみたかったんだけど、値段とか、食べ切れるかな、とか、慣れないことするのに躊躇していて、でも今年は買ってみようかと思う…!と。そしたら、「それで5年間の思いが消化されるならいいんじゃない?」と言ってくれた。
もともともう買うことは自分の中で決めていたけど、夫からも後押しをもらって、さらに安心して買いに行くことができた。
この日、夫と私の間で、とても心地よい循環のようなものを体験したなぁと思うのだった。
ーーーーーーーーーー
"あなたの幸せ"は"私の幸せ"
あなたが幸せだと、私も嬉しい
私が幸せだと、あなたも嬉しい
あなたが幸せだと、
私も幸せであっていいんだと思える
私が幸せだと、
あなたも幸せであったらいいなと思う
あなたが自分を偽らず、
そのままのあなたで幸せであることが
私の幸せ
私が自分を偽らず、
そのままの私で幸せであることが
あなたの幸せ
もちろん夫婦間だけの話ではなく
親子同士だって、
友人同士だって、
どんな関係でも
目の前にいる"あなた"と"私"、
離れていても思いを馳せる"あなた"と"私"
この記事を書いている私と
それを読んでくれているあなたも。
"あなたの幸せ"は"私の幸せ"
あなたの幸せは、
私の幸せは、
この世界の幸せ
あなたの幸せが、
私の幸せが、
私たちの幸せが、
"幸せな世界"を創っていく
だから誰もが、
安心して幸せになっていいのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?