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4月7日の日記


日曜日。

前日に友人と遅くまで飲んでいたのに、
よもぎ蒸しの効果なのか
全く体に響いていないことに驚く。

9時ごろに一度目が覚めたが、
頭も痛くないし、だるさも全然なかった。

すごい!これはすごいぞ!
やっぱりよもぎ蒸しってすごいんだ。一生通おう。

そう寝ぼけながら決心し、幸せに二度寝に入る。

結局、しっかりと起きたのは13時過ぎだった。
絶望である。

私は、お腹が空いて起きるということがない。

圧倒的に睡眠欲が私のほとんどを支配しているのだ。

寝ているときにお腹が空いた気がするなあ〜
と思っても、眠いという気持ちが勝てば
いつまでもずっと寝ていられる。

だから、起きたときにはエネルギー不足で
フラフラしているということがよくある。

寝るのにもエネルギーを使うのだ。

この日も起きた直後は低血糖でフラフラで、
とにかくお昼ご飯を…と
半分死にそうになりながら身支度をする。

早く起きろという話なのだが。笑

外は天気が良かったので
緑が美しいカフェにでも行こうか、と思い
車を走らせてみることに。

でも、駐車場が空いておらずなくなく断念する。

ここは本当に素敵な喫茶店なので、
気持ちの良い春のうちに行きたいのだけれど。
残念。

それなら、と思い
また別の喫茶店に行ってみたものの、
そのドアにはcloseの文字。

ああ、もう無理。
もうお腹が空いてエネルギー切れなのに、
こんなに振られていては死んでしまう。

そう思った私は、その喫茶店のすぐ近くにあった
ロイヤルホストに自動的に吸い込まれていった。

こういうとき、チェーン店のありがたさを実感する。

ランチタイムを過ぎたからもう終わってます、
ということが多い個人店に比べ、
(そりゃあ当然だろうとも思うけれど)

こっちは365日ずっと通しでやってるよ〜!と
朝から晩まで待ち構えていてくれるチェーン店の、
なんと頼もしいことよ。

私は、急に休んだり急に閉めたりする個人店を
心底愛していると同時に、恨んでもいるのだ。

なんで通しでやってないの!くそう!と。笑

いや、ランチタイム中に起きない私が
百悪いのはもちろん承知なんですが。笑


でも、例えばGoogleマップの情報で
17時まで開いていると見てせっかく来たのに、
closeの文字が見えた時の絶望ったらないのだ。

そこのお店も
もしかしたらリアルタイムで
お店の情報を発信してくれている媒体が
あるのかもしれないし、
それを私が知らないだけなのかもしれないけれど、
一度そういうふうに
「あ、今日ダメなのか」となってしまったお店に
もう一度行ってみようと思うのには、
なかなかの歳月を要するのだ。

まあ、そんなこんなでロイホに入ったわたくし。

ロイホって、チェーンのレストランの中では
かなり好きな部類に入るお店。

なんだか、
外国の田舎のレストランに来ているような、
素敵な気分になれるから。

ロイホの雰囲気が好き
アジアンっぽい料理を食べて
もりもりと元気をつける。
野菜たっぷりで嬉しい



腹拵えをした後は、
またまたいつものブックカフェに行くことに。

今日ここに行きたかったのは本を読むためではなく、
ただ単にぼーっとしたかったから。

天気がいい時に行きたくなる場所というのが、
私にはたくさんあるのだ。

特に、いつも通っているブックカフェは
その立地自体がとにかく良いし、
いつでも開いているというのが一番好きなポイント。

あそこなら、snsでチェックしなくても
大抵いつでも夜の9時まで開いている。

そういうふうに、開店時間を信用できるお店に
通ってしまう傾向が私にはある。

最近あまりによく行くので、
ドリンクの回数券を買ったところだった。
この日はカフェラテをホットで頼み、
窓際の席でゆっくりと外を眺める。

この建物も、坂道も、すごく好み
天気がいい日にこのカフェに来るのが
わたしの定番


結局、何もするでもなく2時間ほどここで
ぼーっとして過ごした。

こういう時間が私にとっての癒しの時間。
何をしているわけでもなかったけれど、
すごく心が満たされた。

その後、どうせこの辺に来たのなら、と思い
近くのお気に入りスポットを訪れることに。

そこは元々、日銀の支店長役宅として
使われていたところ。

日本銀行が直接設計を行ったという
純和風の完成度の高い建築物であり、
歴史的な建造物としても価値が高い。

戦前の日銀支店長役宅で現存するものは
全国でも二つのみなのである。

そんな大それた肩書きのこのお屋敷は
けっこういつでも一般公開しており、
洋館の部分ではお茶を嗜むこともできるのだ。

なんというか、
きちっと管理されている歴史的な建造物の
気前の良さにいつもびっくりしてしまう。
私なんかがいつでも入っていいなんて、本当?
と、そんな気持ちになる。

わたしはここの喫茶室がかなり好きで、
この辺りに来た時には出来る限り寄ることにしている。
(というか、職場がこの辺なので
本当はいつでもこの辺りにいるのだけれど)


和風のだだっぴろいお屋敷にくっついている
このこじんまりとした洋館の部分が
本当に私の好みドンピシャで、
私もいつの日にか洋館付きの邸宅に住みたい、
という夢をいつも膨らませてくれる。

窓際の席がお気に入り
もう少し暖かくなると、
いつもここの窓が開け放されていて気持ちがいい
いい言葉!
この壁に埋め込まれた本棚が素敵



本当に、ここでゆったりと時間を過ごすだけで
私は自分が素晴らしい人物になったかのような
錯覚を覚える。

実際そんな訳はないんだけれど笑、
こういうふうにただそこにいるだけで
自分の気持ちを満足させてくれるスポットを
たくさん持っているということは
いいことだな、としみじみ思った。


帰り道、
坂道の途中にあるケーキ屋さんのハクモクレンが
溢れんばかりに咲き誇っているのを目撃。

なんと綺麗なんだろう。
目を見張るばかりに満開だ。

静かな春の夜、
ここぞとばかりに咲き誇っているハクモクレンに
しばらくぼーっと見惚れた。

あなたも、春を待っていたんだね。


その後、またまたお腹が空いて腹拵えをして帰宅。

起きていると、お腹が空くものだな。


なんだか春を満喫できた良い一日だったなあ。

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