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ジミー

はじめてクラウドファンディングに参加しました。

それはエイミーさん。

以前からフォローをさせていただいて、でもジミーのことはよく知らなくて。
でも、なんでか申し込んでた。

twitterでも流れてくる感想や一気読みしました!の声を見て、私は一気読みできる日の波を待ちました。

最近の私は自分の感覚を探っていて、「読みたい!」という気持ちが爆発した日に一気読みをしようと思ったのです。


そして、一気に読み終えました。
何も考えずに、ただただお話しの世界にのめり込みました。

不思議。

なんだかどんどん引き込まれていって、気づいたら終わっていた。
びっくりするほどあっという間で、濃い物語だった。

なんとなくだけど、せっかくだから何の情報もいれずに読んだんです。
ジミーってなんだろう?何の物語なんだろうって。


私の中のマイちゃん。
誰だって学生の時くらいから、自分の立ち位置みたいなものを感じるだろう。
自分のキャラとか求められること。
無難にそつなくこなして、何もないのが一番いい。

そうやって立ち振る舞えるのが、普通で、当たり前で、トーゼンだと。
そう出来なかったら、変な子、ズレてる、おかしい子って言われちゃう。

なのに一番近くの友達とギクシャクしたり、よくわからないことで坂から転げるように「クラスの自分」が変わっていたりする。

思い出したくないような、胸の奥にしまっておいて忘れていたつもりだった。
いつもなんとなく笑っていた私。
クラス替えの時に、電話番号を聞かれてホッとした私。
時々ひとりでいく図書室が最高だと思っていた。
男の子と仲良くなって、友達に嫌われたりした。
そんなことを少し思い出した。


でも、それ以上に世の中は広くって素晴らしいって思ってる。
なぁんだくだらないことで悩んでいたんだな。
ちっぽけだったんだな。
狭い世界にいたんだなって。
いつかは気づくのだ。



かたちに囚われないで、本当を見ること。
高い視座から見ること。
そんな風に自分を見てくれる人と出会えること。
それは、何よりも欲しいものなのかもしれない。


私は普段はそこまで小説を読んだりはしないので、小説の良しあしなんかわかんないし、どう素晴らしいかを熱弁することもできない。

でも、きっとジミーを忘れないだろうと思います。

読めて良かったです。
すばらしい物語をありがとうございました。

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